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NYの視点:米3月サービス業PMIが予想外に一段と改善も、関税で見通しは悪化、警戒感くすぶる


米国の3月のサービス業PMIが予想外に改善し54.3を記録した。この上昇は、2月の51.0からの跳ね上がりで、昨年12月以来の最高値だった。気候の改善がサービス業の回復に寄与したとされる。一方、製造業PMIは49.8と50を下回り、2月の52.7から低下し、関税による材料費の上昇が影響した。製造業の販売価格とサービス業の価格指数も上昇し、これらは高騰した価格圧力の存在を示す。企業の楽観的な見通しは関税の不透明性により悪化し、懸念が続いている。消費マインドの下降は主要な懸念事項で、全体的な経済見通しを曇らせている。トランプ政権の関税政策が影響し、消費者信頼感の低下や消費の鈍化が懸念されている。今後の消費動向は、3月の消費者物価指数の発表に注目が集まる。

*07:38JST NYの視点:米3月サービス業PMIが予想外に一段と改善も、関税で見通しは悪化、警戒感くすぶる 米3月製造業PMIは49.8と、2月52.7から予想外に拡大と縮小の境目となる50割れに落ち込んだ。関税で材料価格のコスト上昇が影響した。製造業の販売価格は2023年2月来で最高。一方で、米3月サービス業PMIは54.3と、予想外に2月51.0から上昇し昨年12月来で最高となった。天候の回復が奏功した。価格は60と、2月の57.8から上昇し、2023年9月来で最高を記録。企業の期待は24年9月来で最低となるなど、関税への懸念が重しとなっていることが示唆された。

今年に入り、トランプ政権が計画している関税策などが不透明要因となり消費者信頼感指数の低下につながり、米国経済の7割を占める消費の鈍化で景気後退入りするとの見通しも強まっていたなか、サービス業PMIの改善は好感された。しかし、見通しが依然冴えず、警戒感もくすぶる。コンファレンスボードが25日に発表の3月消費者物価指数に注目される。


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