starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

NYの視点:米12月CPIもインフレ鈍化の新たな証拠に、年上半期の利下げは見送りか


米国の12月消費者物価指数(CPI)は前月比で0.4%の増加を記録し、予想通りの結果となったが、前年同月比では2.9%の上昇で、7月以来の最大の伸びを見せた。特に注目されるのは、変動が大きい食品とエネルギーを除いたコアCPIが前月比で0.2%と予想を下回り、7月以来の最低成長率となったことだ。この結果、インフレ再加速の懸念が和らぎ、FRBが上半期に利下げを行わないとの見方が広がっている。ただし、住宅を除いたスーパーコア指数も0.2%の増加で、1年ぶりの低成長となっている。市場はFRBが7月以降に利下げを開始する可能性を見込んでいるが、それも今後の政権の政策方針に大きく左右される見込み。

*08:20JST NYの視点:米12月CPIもインフレ鈍化の新たな証拠に、年上半期の利下げは見送りか 米12月消費者物価指数(CPI)は前月比+0.4%となった。伸びは予想通り、11月+0.3%から拡大し3月来で最大となった。前年比では+2.9%と、11月+2.7%から伸びが拡大し7月来で最高となった。一方で、連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している変動の激しい食品やエネルギーを除いたコア指数は前月比+0.2%と予想外に11月+0.3%から、また、前年比でも+3.2%と11月+3.3%から鈍化し、それぞれ7月来で最低、8月来で最低となった。

FRBが金融政策決定において特に重要視している住宅を除いたスーパーコア指数は+0.2%と1年ぶりの低い伸び。5年前は17.71%だった。住居費は2カ月連続で+0.3%。結果は連邦準備制度理事会(FRB)にとり朗報となった。

一時強まり始めていたインフレの再加速、利上げの思惑は後退。市場はFRBが年上半期に利下げを見送ると見ている。始めの利下げは現時点で7月を予想。利下げが年1回にとどまるかは、トランプ政権の政策の行方次第となる可能性が強い。


<CS>
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.