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金は調整安場面か サンワード証券の陳氏(山崎みほ)


金は現在調整安の局面にあるとされています。背景には米大統領選でのトランプ氏の勝利、上下両院の共和党支配で"トリプル・レッド"となり、ドル高や金利上昇が金価格の下落を招いたことが影響しています。選挙結果が不透明感を解消し、利益確定売りが殺到し金価格は一時2660ドルまで下がりましたが、中東の地政学リスクが下値を支えています。今後の予想として、米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げが見込まれ、これによってさらなる金融緩和のペースが注目されています。金価格の見通しとしては、NY金が2650~2750ドル、OSE金が12800~13800円と予想されています。

*17:52JST 金は調整安場面か サンワード証券の陳氏(山崎みほ) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『金は調整安場面か』と述べています。

続けて、『5日の米大統領選は、「トランプ氏勝利、上下両院とも共和党」という”トリプル・レッド”となった。「ドル高」、「金利上昇」、「株高」で反応し、6日のNY金は大幅下落となり、節目の2700ドルを下回った。終値は前日比73.40ドル(2.67%)安の1オンス=2676.30ドル。10月中旬以来、約3週間半ぶりの安値水準となった』と伝えています。

また、『選挙結果を巡る不透明感が後退したこともあり、金は利益確定売りが殺到したようだ。一時2660ドル付近まで下げた。ただ、中東の地政学リスクが下値を支えた』と言及しています。

次に、『イランの最高指導者ハメネイ師は2日、「米国やシオニスト(イスラエル)は、イランや抵抗戦線に行っていることに対して必ず厳しい反応を受けると悟るべきだ」と述べ、先月26日にイラン国内へ攻撃を加えたイスラエルに報復すると明言した。また、イスラエルが攻撃を続けるパレスチナ自治区ガザとレバノンでの停戦に向けた交渉が難航している。一方、イスラエルはトランプ氏が大統領に返り咲いたことで攻撃性を高めよう』と述べています。

陳さんは、『7日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、0.25%の利下げがほぼ確実視されている。声明やパウエルFRB議長の記者会見での発言から、今後の金融緩和ペースに関する手掛かりを得たいとの思惑が強まろう』と考察しています。NY金予想レンジは、『2,650~2,750ドル』と想定しています。

一方、『OSE金は、10月31日に13,819円と史上最高値を更新した。円安にサポートされそうだが、NY金に連れて調整場面となりそうだ』と述べています。OSE金予想レンジは、『12,800~13,800円』と想定しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月7日付「金は調整安場面か」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 山崎みほ


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