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南アフリカランド円今週の予想(9月2日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ)


*17:15JST 南アフリカランド円今週の予想(9月2日)サンワード証券の陳氏 (山崎みほ) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター山崎みほの気になるレポートです。今回は、南アフリカランド円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、南アフリカランド円について、『値固め局面になりそうだ。インフレの低下を受けて南アフリカ準備銀行(SARB、中央銀行)の利下げ見通しが強まっているが、利下げは景気回復を後押しする要因となろう』と述べています。

続いて、『7月消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比4.6%と、前月の5.1%から鈍化した。予想の4.9%を下回り3年ぶりの低水準となった。先週発表された7月生産者物価指数(PPI)も前年同月比4.2%と、予想の+4.5%を下回った』と伝え、『インフレ鈍化を受けて南アフリカ中銀による早期利下げ観測が強まった。利下げにおり南アフリカ経済が一段と下支えされるとの見方が南アランドには強材料となった。南アフリカ準備銀行(中央銀行)が目指す水準に近づいたことから、9月会合で利下げを開始するとの観測が高まっている』と解説しています。

次に、『南アでは2007年から電力不足が常態化していたが、石炭火力発電に力を入れ、所電力会社に競争を促し、インフラ損壊の罰則を強化する電力規制改正法も可決したことで、電力危機は峠を越えたようだ。このため、生産が回復拡大し、経済を押し上げていくことになろう。南アフリカの2023年実質GDP(国内総生産)は0.6%と低迷していたが、電力不足の解消を受けて今年の成長率は1.2%と予想されている』と伝えています。

また、『南アフリカでは、5月の総選挙で与党・アフリカ民族会議(ANC)が議席の過半数を割り込み、親欧米で経済重視の民主同盟(DA)と連立政権を組み、速やかに挙国一致体制を取ったことが好感されている』と言及しています。

こうしたことから、陳さんは、『来週予定されている南ア第2四半期GDPや、南ア第3四半期企業信頼感指数が市場予想を上回る場合、南アランド円も上昇基調を強めよう』と考察しています。

南アフリカランド円の今週のレンジについては、『8.00円~8.40円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月3日付「南アフリカランド円今週の予想(9月2日)にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 山崎みほ


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