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NYの視点:FOMCではドット・プロットに注目、利下げ回数予想は引下げか


*07:43JST NYの視点:FOMCではドット・プロットに注目、利下げ回数予想は引下げか 連邦準備制度理事会(FRB)は11日から12日に開催している連邦公開市場委員会(FOMC)でも政策金利を据え置く見通しとなっている。会合では声明、パウエル議長会見に加えてスタッフ予測のドット・プロットに特に焦点が集まる。年内の利下げの可能性を探るため経済や金利見通しに注目。昨年12月、前回3月と中間値で年3回利下げ予想が維持されたが、今回は下方修正されると見られ、ドル買い材料になる可能性がある。もし、19人のスタッフの中間値で1回の利下げ予想となった場合は、最初の利下げが11月、または12月になるとの見方。

エコノミストはFRBが国内総生産(GDP)の見通しを引下げると同時に、インフレ見通しを3月から引き上げると見ている。CNBCの市場関係者を対象にした調査で、経済は柔軟性が強いとの見方。第2四半期GDP成長見通し:2%、第3四半期1.8%、第4四半期1.4%。景気後退予想も31%まで低下した。ソフトランディング予想も50%。同時に投資家が最大の脅威としてFRBの利下げが過剰に遅くなることを挙げている。

パウエル議長は前回のFOMC後の会見で1-3月期のインフレ改善の進展の停滞に失望感を示し「年内のいつか利下げする見通し」との言及をしなかったが、4月の消費者物価指数(CPI)やPCEを受けて、インフレが2%に向けて改善する軌道に変わりはないことには確信を強めたと見られ、ドルの上昇も限定的か。

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