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NY金はレンジ相場 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


*17:11JST NY金はレンジ相場 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『NY金はレンジ相場』と述べています。

続いて、『先週のNY金は、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ見通しを背景に下落し、一時1900.60ドルまで下落した。ただ、安値拾いの買いも入り、週末終値は1900ドルを維持した』と伝えています。

次に、『先週の新規失業保険申請は、前週比2万6000件減の23万9000件となり、市場予想を下回った』とし、『2023年1~3月期米実質GDP(国内総生産)確報値は前期比2.0%増と、改定値(1.3%増)から大幅に上方修正された』と解説しています。

また、『5月米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比3.8%上昇と、伸び率は前月から2カ月ぶりに縮小し、約2年ぶりの低水準となった。ただ、価格変動が激しいエネルギー・食品を除いたコア指数の高止まりが再確認されたため、米利上げ局面が続くとの観測は強く、金相場の上値は限定的だった』と伝えています。

陳さんは、『金投資の人気は低下している。金ETFは減少傾向にあり、CFTC建玉ではファンドの買い越しは、直近の6月27日時点で15万2000枚弱に低下している。FRBによる年内の利下げ見通しが後退しているため、金相場の上値は重く、現状では、5月につけた最高値を超えることは困難だろう』とし、『一方、米国債市場では、「逆イールドカーブ」現象が続いているため、景気後退懸念も強く、安全資産の面から金の1900ドルは維持されそうだ』と考察しています。

こうしたことから、NY金のレンジについて、『1900~2100ドル』と想定しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の7月5日付「NY金はレンジ相場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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