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NY金は底値固めへ サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、今週の金について『NY金は底値固めへ』と述べています。

続けて、『9月米卸売物価指数(PPI)、9月米消費者物価指数(CPI)、ミシガン大学が発表した10月期待インフレ率(暫定値)はいずれも上昇し、米国のインフレが確認された』と伝えています。

また、『市場では米連邦準備制度理事会(FRB)が11月と12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でいずれも0.75ポイントの利上げを行うとの見方が強まった。短期金融市場が織り込む政策金利のピークは、初めて5%に近づいた』とし、『ドル高と金利高を受けてNY金は下落した』と述べています。

一方で、『週明け、ハント英財務相がトラス政権の減税計画を撤回すると表明したことで、英国債が反発し、欧米の債券市場も安定化した。ドルの下落を受けて金は反発した』と伝えています。

陳さんは、英国の債券市場に揺れたものの、FRBはタカ派姿勢を崩さず、利上げを継続するだろう。ドル高に対してバイデン大統領は「心配してない」とし、イエレン財務相も、金融政策の結果としている。ドル高を背景に金相場の上値余地は乏しいだろう』と考察、『しかし、米経済が向こう1年間にリセッション(景気後退)に陥る可能性が高いことから、安全資産として金が買われる可能性もある』と述べています。

こうしたことから、陳さんは、『NY金(12月限)は、9月28日に1622.2ドルに下落し、10月4日に1738.7ドルまで反発。その後、14日に1645.6ドルに沈んだ。1622.2ドルが維持されるのであれば、底値固めに入るだろう』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の10月19日付「NY金は底値固めへ」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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