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南アフリカランド円は、レンジ相場となりそう サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、南アフリカランド円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、『今週の南アフリカランド円は、レンジ相場となりそうだ』と述べています。

8月南フリカ消費者物価指数(CPI)は前年同月比4.9%上昇しました。伸び率は前月の4.6%から加速し、南アフリカ中央銀行の政策目標(3~6%上昇)の中心値(4.5%)を4カ月連続で上回りました。

南アフリカ中央銀行について、『23日の政策委員会で、主要政策金利を3.5%に据え置くことを決めた。5人の政策委員の全会一致。ハニャホ総裁は声明で、11月の次回会合で利上げを開始する可能性を示唆した。同行は、2021年の同国経済は想定以上に好調だとして、経済成長率の予測を従来の4.2%から5.3%に上方修正。22年は1.7%(従来予測2.3%)、23年1.8%(同2.4%)に引き下げた。今年の消費者物価上昇率の予測は4.4%と0.1ポイント引き上げ、22年は4.2%、23年は4.5%で据え置いた』とし、『総裁は「四半期予測モデル(QPM)では今年年第4四半期に0.25%、22~23年には四半期ごとの利上げが示されている」と述べ、年内に利上げに着手する可能性を表明。同行は11月18日に政策発表を予定している』と解説しています。

陳さんは、『利上げ見通しは南アランドをサポートするものの、南ア政府による国民への現金給付計画は重石になろう』と述べています。
続けて、『南アフリカでは、7月に貧困と過去最高の失業率などを背景に、330人以上もの死者を出すアパルトヘイト(人種隔離政策)撤廃後で最悪の暴動が発生した。暴動の直接の原因はズマ前大統領が法廷侮辱罪で収監されたことだったが、貧困と新型コロナウイルスのパンデミックによって拍車がかかった。こうした背景から南ア財務省は今月、議会に対し、貧困を緩和するために現金給付を検討するよう要請した。ただ、南アではすでに、約1800万人が高齢者、育児支援、障害者向けの月次現金給付によって恩恵を受けている。失業率も高く国家財政がさらに圧迫されるため、南ア財政に与える影響は小さくない』と伝えています。

南アランド円日足については、『一目均衡表の雲が上値抵抗ゾーンになっており、上値は重いだろう』と考察してみます。
こうしたことから、陳さんは、南アフリカランド円の今週のレンジについて、『7.30円~7.60円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の9月28日付「南アフリカランド円今週の予想(9月27日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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