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NY金は値固め局面 サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY金についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、NY金について、『NY金は値固め局面』と述べています。

NY金は3月上旬に、米長期金利が1.6%に上昇したことを受けて一時1673ドルまで下落しました。
しかし、その後、長期金利が1.75%に上昇したものの1700ドル台を回復しています。

陳さんは、『上値は重いものの、下値も確認されたようだ。欧州で新型コロナの変異種が猛威を振るっていることから安全資産である金の見直し買いが入っている可能性もあろう』と考察しています。

次に、『17日に終了した米連邦公開市場委員会(FOMC)では、インフレ率の上昇は一時的として早期の利上げに関して、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は改めて否定した。また、24日の議会証言でも、パウエル議長は、インフレの加速リスクを否定し、改めて事実上のゼロ金利政策を維持する方針を示したが、金利を生まない資産である金には支援材料となっている』と解説しています。

一方で、『ただ、米国の景気回復は鮮明で、株価も堅調に推移し、ドル高も進みやすくなっている。そのため安全資産である金が本格的に上昇するのは時期尚早かもしれない。金市場から投資資金が流出していることも、強気になれない理由だろう』と言及。

また、『24日時点の金ETF(スパイダー・ゴールド)は、1043トンと年初から12%減少している。CFTC建玉を見てもファンドの買いは盛り上がっていない』と伝えています。

こうしたことから、NY金は、『1700~1750ドルのレンジで値固め局面となりそうだ』と予想しています。


参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の3月25日付「NY金は値固め局面」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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