軍事的視点から見た北朝鮮第8回党大会(1)【フィスコ世界経済・金融シナリオ分析会議】
朝鮮中央通信が配信する記事に、金正恩委員長が9時間にわたって行った、過去5年間の活動状況の報告の概要が記載されている。その中では「経済活動をはじめとする各分野の活動で、深刻な欠陥が現れ、予見された戦略目標に到達できなかった」ことを率直に認めた上で、政治思想はより強固となったと自賛している。
その中で注目されるのは、米国を敵対勢力と位置付けて「核戦力の建設を中断することなく強行推進する」としている点と、弾道ミサイルを始めとした各種兵器を具体的に述べている点である。これらの兵器について、特に韓国発メディアは針小棒大に伝える傾向がある。それぞれの兵器について評価すると次のとおりである。
核兵器については、小型軽量化、規格化、戦術兵器化し、超大型水爆の開発が完成したとのことである。防衛省は、核保有国が最初の核実験から小型までの期間が2~6年であることから、2006年に最初の核実験を行った北朝鮮が既に核兵器の小型化・弾頭化を実現している可能性が高いと見ている。中長距離弾道ミサイルの弾頭容量は1トンを超えることから核搭載可能とみられるが、スカッドERのような戦術ミサイルの容量は300kg程度とみられており、戦術兵器に搭載できるほど小型化ができたのかについては疑問が残る。
長距離弾道ミサイルに関しては、2017年11月に実施した「火星15号」は射程10,000km以上とみられており、北朝鮮はこの発射成功をもって「国家核戦力完成」としている。事実、これ以降は長距離弾道ミサイルの試射が行われていない。北朝鮮が行った各種弾道ミサイルの発射実験を見る限り、弾頭の再突入に係る評価が行われている様子はない。大気圏への再突入時に、弾頭は温度を含め、極めて高いストレスに耐えなければならない。米中ロが弾道ミサイルの試験を行う際には、弾着地域に各種計測装置を設置する。北朝鮮の弾道ミサイルの発射試験は海上に弾着しており、弾頭の状況を評価する方法が見当たらない。加えて、精密兵器である弾道ミサイルは、定期的に発射試験を行う必要がある。米中ロの核保有国は定期的に戦略核兵器の発射試験を行っている。従って、北朝鮮の中長距離弾道ミサイルの信頼性は低いと見るべきであろう。
北朝鮮は、2019年5月以降、水中からの発射1回を含め、合計17回の射程400~600kmの短距離弾道ミサイルの発射試験を行っている。金正恩は、超大型多連装ロケット砲、新型戦術ロケット、中長距離巡航ミサイル等の先端核戦術兵器を開発したと述べている。発射状況を見る限り、これらのミサイルは固体燃料を使用していると推定できる。防衛省は、これらのミサイルは「飽和攻撃のために必要な正確性・連続射撃能力・運用能力が向上した」と評価しており、特にロシア製イスカンデルに酷似した新型短距離弾道ミサイルは低高度を変則的な軌道を描くことができるとし、ミサイル防衛網を突破することを企図していると評価している。これら一連の短距離弾道ミサイルは、その射程から主として韓国が目標とみられるが、朝鮮半島の軍事力バランスに大きな影響を与える。
サンタフェ総研上席研究員 末次 富美雄
防衛大学校卒業後、海上自衛官として勤務。護衛艦乗り組み、護衛艦艦長、シンガポール防衛駐在官、護衛隊司令を歴任、海上自衛隊主要情報部隊勤務を経て、2011年、海上自衛隊情報業務群(現艦隊情報群)司令で退官。退官後情報システムのソフトウェア開発を業務とする会社において技術アドバイザーとして勤務。2021年から現職。
<RS>
大阪・岸和田市長、性的関係巡り女性と和解 2年前に提訴、本人否定
大阪・岸和田市長「悪いことしていない」 地元は戸惑い 一問一答
停戦交渉主導へ トランプ政権、ウクライナ・ロシア特使にケロッグ氏
原告女性「心身ともにぼろぼろ」 大阪・岸和田市長から性被害訴え
石川・志賀町で震度4観測 マグニチュード4.8 津波の心配なし
一力遼天元が防衛 本因坊・棋聖・名人との4冠維持 囲碁天元戦
【おつまみレシピ】二日酔いの朝にもおすすめ!「マッシュルームとミントのフォー」
日韓台のプラ生産、年1億トンの温室効果ガス排出か NGOが報告書
野々村友紀子氏、PR会社投稿に「詳細で感情がこもっていた。よっぽど言いたかったんだろうなと」
幸楽苑、ブラックフライデー限定新商品「ブラックらーめん」など発表(11/29、30の2日だけ)
フジ「ぽかぽか」で不適切発言が頻発、9月の高畑淳子に続き青学大・原晋監督も 局アナ謝罪対応
大谷翔平、5000万円相当の野球カード所有権返還を申し立て 元通訳の水原一平被告が無断購入
倖田來未が実名告白「エロかっこいい路線」に進ませた憧れの歌手「同じことしててもあかんなと」
猪口邦子参院議員宅の火災 2人死亡 夫・孝さんと長女か
辻希美17歳長女希空、インスタでも顔出し「沢山のフォローありがとう」感謝つづる
元CAグラドル「赤ビキニ×バキバキ腹筋」最強コンボ「スゴすぎ血管キレそう」「世界一」
元大津市長の弁護士、PR会社「買収に当たらない」斎藤元彦知事側の主張「客観的にみて正しい」
斎藤知事の代理人「あたかも仕事のよう、認識違う」 PR会社投稿に
娘を殺され11年…仮釈放の元少年を見掛けた父が思わずとった行動
宅建1発合格!元巨人、DeNAの宮国椋丞氏「相当な覚悟」で難関突破、不動産業で第2の人生
クロちゃんを騙した「レイちゃま(小林レイミ)」の現在が別人すぎると話題に
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
“飛び降り配信”女子高生と交際のYouTuberピャスカルが大炎上「擁護できない」
前澤友作氏「全ての方向で法的措置を検討します」と警告
千鳥ノブ、突然の背中激痛で動けなくなり病院直行「診断名」明かす「3日ぐらい動けなかった」
「グラビア界の超新星」榎原依那がスケスケ悩殺Tシャツ姿公開「たまらん」「エロス」「血圧が」
フジ「ぽかぽか」で不適切発言が頻発、9月の高畑淳子に続き青学大・原晋監督も 局アナ謝罪対応
「愛が生まれた日」藤谷美和子(56)の現在がヤバい!?徘徊生活を送っていた過去も明らかに。
大阪・岸和田市長「悪いことしていない」 地元は戸惑い 一問一答
大阪・岸和田市長、性的関係巡り女性と和解 2年前に提訴、本人否定
停戦交渉主導へ トランプ政権、ウクライナ・ロシア特使にケロッグ氏
原告女性「心身ともにぼろぼろ」 大阪・岸和田市長から性被害訴え
石川・志賀町で震度4観測 マグニチュード4.8 津波の心配なし
一力遼天元が防衛 本因坊・棋聖・名人との4冠維持 囲碁天元戦
【おつまみレシピ】二日酔いの朝にもおすすめ!「マッシュルームとミントのフォー」
日韓台のプラ生産、年1億トンの温室効果ガス排出か NGOが報告書
幸楽苑、ブラックフライデー限定新商品「ブラックらーめん」など発表(11/29、30の2日だけ)
野々村友紀子氏、PR会社投稿に「詳細で感情がこもっていた。よっぽど言いたかったんだろうなと」