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NY原油は40~45ドルのレンジに浮上か サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、NY原油についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、直近のNY原油について、『ワクチン開発や株価の上昇を背景に41ドル台に上昇している』と説明しています。『先週の米ファイザー社に続き、米バイオ医薬品のモデルナによるワクチン開発が好感されて、NYダウが3万ドルの大台に迫る中、NY原油は一時42.09ドルまで上昇した』とのことです。

この背景につては、『7~9月期の日本の国内総生産(GDP)が、前期比の年率換算で21.4%増と、4~6月期の28.8%減から反転したことや、中国の10月の石油精製量が、日量で過去最高を記録したことも、押し上げ要因となったようだ』と分析しています。

加えて、『供給面でも、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が来年1月から計画している日量約200万バレルの増産を、少なくとも3カ月延期する可能性があると報道されていることが好感されている』と解説。

『OPECプラスは、新型コロナ感染の「第2波」や燃料需要の減退に対応し、現行の日量770万バレル規模の減産を維持するかあるいは一段の減産拡大を検討している』ほか、『11月30日と12月1日にはOPEC総会を開き、来年の生産政策を決定する』と伝えており、このため、『市場は原油売りに慎重になっている』と考察しています。

続けて、『CFTC建玉を見ると、直近のファンドの原油買い越しは前週比で4.8%増えており、ファンドは減産延期の可能性が高いと見ているようだ』との見解を述べています。『ただ、欧米での感染が拡大していることから、45ドルを超えていけるかは疑問が多い』と指摘しており、こうしたことを受けて、NY原油について『40~45ドルのレンジで堅調に推移しそうだ』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の11月18日付「【NY原油は40~45ドルのレンジに浮上か】」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜



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