在韓米軍は経済的交渉の材料となり得るか【フィスコ世界経済・金融シナリオ分析会議】
在韓米軍は、第2次世界大戦終了後の1945年、日本軍の武装解除や治安維持のために龍山で駐屯を始めた。1953年7月に休戦協定が締結された後、10月に調印され、翌年の11月に発効した米韓相互防衛条約に基づき、両国の正式な合意によって韓国に駐留している。この在韓米軍は、正式には戦争状態が継続している朝鮮半島において、韓国軍とともに北朝鮮に対する抑止効果を維持し、北朝鮮が再度侵攻を開始した場合にはこれを阻止しつつ、米軍の増援を待って反撃するという重要な役割を担っている。
これ以外にも、朝鮮半島において米韓連合軍が対応しなければならないと考えられる事態は多い。北朝鮮内部において、何らかの理由で体制が動揺した際に連動して発生する軍事行動などはその最たるものだろう。そういった事態の発生に対処するために、米韓連合軍では作戦計画を作成している。当然それらは秘密事項ではあるが、これまでに何度か改定されており、その古い作戦計画の一部がGlobal Securityで公表されている。
Global Securityの公表資料によれば、北朝鮮の侵攻に対処するための作戦計画5027では、非武装地帯(Demilitarized Zone: DMZ)の南方50マイルのホリングワース線で北朝鮮軍の攻撃を停止させ、増援される米軍とともに反撃することが計画されていた。1974年の改定では、攻撃阻止地域がより前方に設定され、開城から平壌に向けた反撃が計画の中に盛り込まれた。1994年の改定では東海岸沿いに元山から平壌方向に反撃するとともに、開城から平壌方向に大規模反撃することが計画され、北朝鮮の体制崩壊にまで言及するようになった。
その後の改定には、日米安全保障共同宣言などに基づく日米の協力関係や、同時多発テロによって可能性が検討された先制攻撃、北朝鮮のミサイルや核兵器開発への対応などが反映されているが、改定年が新しくなるにつれてその内容に関する情報が少なくなっている。2016年の改定には北朝鮮の拡大する核能力への対処も含まれているが、地上戦を想定した場合にはこれまでと同様に、いずれかの地域で北朝鮮の攻撃を阻止し、米軍の増援を得ながら反撃することが基本的な対応方針となるだろう。
核兵器の使用が想定されるようになったものの、北朝鮮が韓国を攻撃する目的の1つが朝鮮半島の統一である限り、ソウルをはじめとする主要都市の占領は不可欠であり、地上戦はほぼ確実に発生する。1994年の改定では韓国軍が北朝鮮軍の侵攻を阻止することになっていたが、DMZから20~30マイル(約32~48km)の間で北朝鮮軍の前進を5~15日間遅滞させ、増援された米軍が反撃を開始するまで、その戦線をさらに15~20日間維持することが必要とされた。
北朝鮮が朝鮮戦争と同じようにDMZ全体から一斉に攻撃を始めた場合、これを止めるためには相応の地上戦力を必要とする。現在の南北の通常戦力にはその質と量に関して様々な評価があるが、地上戦力を長射程の地域制圧能力と戦車を中心とする機動打撃力でみると北朝鮮がやや優勢であると評価する研究者もいる。これらのことを考えれば、在韓米軍が果たす役割の重要性はさらに高まるだろう。こうした安全保障上の観点からは、在韓米軍が経済的な交渉の材料になる余地は全く見当たらない。
サンタフェ総研上席研究員 米内 修 防衛大学校卒業後、陸上自衛官として勤務。在職間、防衛大学校総合安全保障研究科後期課程を卒業し、独立行政法人大学評価・学位授与機構から博士号(安全保障学)を取得。2020年から現職。主な関心は、国際政治学、国際関係論、国際制度論。
写真:ロイター/アフロ
<RS>
武田鉄矢、昨年死去した大物俳優をライバル視していた「1人だけ、ライバルと思った人がいた」
武田鉄矢「私はあなたが好きでした」上戸彩にアドリブ“告白”も全カット…理由を生告白
戦中は軍国主義と結び付き、戦後はA級戦犯合祀 靖国問題って何?
巨人ファンお笑いタレント、応援タオルを買い控え「助っ人外国人が毎年ケガする」
中森明菜、生放送で“衝撃ハグ” 自身のファン54歳芸人をまさかの抱擁 芸人大感激で抜け殻
【町田】今夏も大型補強はあるのか?原FD「今いる選手を上回らないと」現実路線ほのめかす
数原龍友「すごいエロい気持ちになってしまって…」ある飲食店”独特のシステム”にぶっちゃけ
【激安!生ビール何杯でも99円のキャンペーン】「薄利多賣 半兵ヱ」新店舗オープンの記念キャンペーンがあつすぎる!!
ANAとピーチ、未届出や未認可で徴収した運賃や料金を返金
【巨人】浅野翔吾が右手首の骨折で登録抹消 5日に死球くらい交代
長嶋一茂、「家族としてお許しいただきたいけれど…」妹・三奈さんらとの病室での会話明かす
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
あのちゃん実名告白「めんどくさい芸能人」が台本と違いスタジオ騒然
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
西田ひかる「なんとかならなかったのかな」コンビニ備蓄米視察で小泉農相「大きなうねり」発言に
大谷翔平の長女へ、ロバーツ監督がピンクの〝ポルシェ〟プレゼント 昨年は大谷がミニポルシェ贈る
37歳女性タレント、元交際相手から送られてきた“写メ”にドン引き「デリカシーなさすぎ」
小倉優子、不自然な“二重ライン”にネット騒然「やっぱり整形?」
【DeNA】バウアー勝訴 和解女性が条件違反で約4490万円の賠償金支払い命令
GACKT、古古米発言巡る73歳大物歌手の謝罪に”返答”「DMでもお伝えしましたが…」
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
長嶋一茂、「家族としてお許しいただきたいけれど…」妹・三奈さんらとの病室での会話明かす
浜崎あゆみ、バスト丸見えの投稿にネット騒然「巨乳すぎて不自然」
「名探偵コナン」最大の謎、蘭姉ちゃんのあの角の正体がついに判明
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然

武田鉄矢、昨年死去した大物俳優をライバル視していた「1人だけ、ライバルと思った人がいた」
武田鉄矢「私はあなたが好きでした」上戸彩にアドリブ“告白”も全カット…理由を生告白
中森明菜、生放送で“衝撃ハグ” 自身のファン54歳芸人をまさかの抱擁 芸人大感激で抜け殻
戦中は軍国主義と結び付き、戦後はA級戦犯合祀 靖国問題って何?
巨人ファンお笑いタレント、応援タオルを買い控え「助っ人外国人が毎年ケガする」
【激安!生ビール何杯でも99円のキャンペーン】「薄利多賣 半兵ヱ」新店舗オープンの記念キャンペーンがあつすぎる!!
【町田】今夏も大型補強はあるのか?原FD「今いる選手を上回らないと」現実路線ほのめかす
数原龍友「すごいエロい気持ちになってしまって…」ある飲食店”独特のシステム”にぶっちゃけ
ANAとピーチ、未届出や未認可で徴収した運賃や料金を返金
【巨人】浅野翔吾が右手首の骨折で登録抹消 5日に死球くらい交代