週明けの東京トウモロコシが大幅高となる可能性？ サンワード貿易の松永氏（三井智映子）

皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今日はトウモロコシ市場についてのレポートをご紹介します。

松永さんのレポートでは、まず足元の値動きについて、『シカゴコーンとシカゴ大豆は、一昨日まで2日連続で大幅高となったものの、昨日は共に小幅安となり、テクニカル的な修正安となったようです』と分析しています。

米農務省が今週30日に発表した週間作柄・育成進展状況については、『9月29日時点での米国産トウモロコシの熟成が（中略）過去5年平均の73％を下回りました』とのことで、収穫率も過去5年平均を下回っていると伝えています。

また、『米国産トウモロコシの収穫作業は、これからが本番』であると伝えており、『この時期は長雨が収穫作業のさまたげとなります』と考察。シカゴの今後の天気については、『11月上旬まで晴れがちな天気が続く見通し』である一方、『11月になれば早霜警戒は必要となりそうです』と指摘しています。

そして、目先の注目は『「来週末の米中通商協議の結果」と「米国のバイオエタノール政策の行方」となりそうです』との見解で、『今回の米中通商協議が暫定合意に達すれば、中国が「米国産の大豆とトウモロコシ製品」の購入を拡大させる可能性も高まります』と解説しています。

加えて、今週4日にバイオ燃料消費量を押し上げるための新たな政策に大統領が署名することを目指しているとのことで、『米国産トウモロコシの4割がバイオエタノールに加工されるだけに、トランプ大統領が国内のバイオ燃料消費量を押し上げるための新たな政策に明日署名すると、週明けの東京トウモロコシが大幅高となる可能性も高まります』と示唆しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研～北浜の虎と呼ばれた男～」の10月3日付「トウモロコシ市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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