中国経済6.2%をどう見るか:中国側の見解(1)【中国問題グローバル研究所】
◆中国問題グローバル研究所の主要構成メンバー
所長 遠藤 誉(筑波大学名誉教授、理学博士)
研究員 アーサー・ウォルドロン(ペンシルバニア大学歴史学科国際関係学教授)
研究員 孫 啓明(北京郵電大学経済管理学院教授)
◇以下、中国問題グローバル研究所のホームページでも配信している遠藤 誉所長の考察「駐日米国大使「ファーウェイは国有企業」発言を検証する」を複数回に分けて配信する。
———
7月15日、中国の国家統計局の発表によれば、中国の2019年4~6月期の実質成長率は6.2%と1992年の統計開始以来、最低だった。この数値をどう見ているか、中国の経済学者、政府元高官、若者などに聞いた。
◆国家統計局:6.2%成長に対する消費市場の貢献度は60.1%
7月15日、中国の国家統計局は、2019年4~6月期の経済成長率などに関して発表した。それによれば、GDPの実質成長率は前年同期比6.2%で、2008年のリーマンショック直後の2009年1月~3月期の成長率6.4%を下回っており、日本では「中国経済が危ない」として、大きな注目を浴びている。
しかし中国国家統計局の毛盛勇報道官は、これは今年3月の全人代(全国人民代表大会)で李克強首相が発表した成長目標「6.0%~6.5%」の範囲内に収まっており、非常に穏当な成長を遂げていると述べた。また、経済規模が大きい先進諸国の中に、6%台の成長を保っている国はなく、その意味では中国はトップを走っていると胸を張った。
特に社会消費・小売りに関しては、2019年上半期で195210億元となり、同期名目成長率の8.4%増であるとのこと。そのうち、6月の社会消費・小売り総額は33878億元で、同時期の9.8%増であるという。
何よりもGDP6.2%成長に対する消費・小売り成長額の貢献度は60.1%に上ると強調しており、そのことに中国が大きな自信を示しているのが見て取れる。
毛盛勇報道官は、その原因の一つとして、自動車の国家標準を「国5」から「国6」に切り替えたことを挙げている。これは「軽型自動車」の排ガス基準のことで、これまでの「国5」はヨーロッパの排ガス基準をベースにしてきたが、2016年末に中国独自の基準を設定した。「国6」では排出規制値を40~50%厳しくしたほか、それまで分けていたガソリン車とディーゼル車の規制値を統一している。この切り替えに当たってさまざまな優遇策を設けたために6月の消費量を押し上げた。
二番目の理由としては「6・18消費促進活動」により、6月はネットユーザーの消費を刺激する特徴を持っている。
「6・18消費促進活動」とは、1998年6月18日に創立された京東(Jing-Dong)商城にちなんで、2010年6月18日から「ネット上の大安売り」を始めたことを指す。これに刺激されて、ネット販売が盛んになり、他のサイトのネット販売も「6・18」に合わせて大安売りをする。結果、以下のような月別消費額成長率のデータが出てきたわけだ。これは国家統計局が発表したものである。
日本ではNHKなどが、今般の発表では「個人消費の成長が少なかったことが特徴で、中国政府も予想していなかったのではないか」といった主旨の解説をしているが、これは実態と乖離しているように思われる。
◆中国問題グローバル研究所の孫啓明教授の見解
中国問題グローバル研究所の研究員である孫啓明・北京郵電大学教授(※2)は、国家統計局の今般の発表を受けて、以下のような見解を述べている。
1. 国家統計局の記者発表の中で、最も印象的だったのは「中国経済が6.2%という値を維持したのは、容易なことではない(来之不易)」と表現したことだ。
2. たしかにこの値に対して中央(政府)は大きな圧力を感じているだろうが、しかし、何といっても消費あるいは第三産業の伸びが大きかったことが重要だ。これは中央が就職と消費を促進した結果だ。
3. 中国のような経済規模が大きな国家が、ここまで規模が大きくなってもなお6.2%の成長率を保っているというのは、誠に「来之不易」なのである。
4. 前年を通して、6.5%を下回らないようにするために、中央はおそらく金融緩和の政策を打ち出して一定の投資成長を保つ環境を作り出すだろう。今年下半期では実体工業に対する負担を軽減するために、さらなる減税政策を打ち出し、商業経営環境の改善を図るだろう。
———
(この評論は7月17日に執筆)
※1:「中国問題グローバル研究所」
https://grici.or.jp/
※2:「中国問題グローバル研究所」研究員の3人目に紹介
https://grici.or.jp/writer
(つづく〜「中国経済6.2%をどう見るか:中国側の見解(2)【中国問題グローバル研究所】」へ)
<SI>
「スケバン刑事」麻宮サキ、武器のヨーヨーは投げたら戻ってくる…斉藤由貴「顔に激突」
田中みな実が実名告白「本当に話が異常につまらない時は…寝ちゃう」冠ラジオのゲスト
常葉大橘が13連覇中の藤枝順心を撃破!全国5連覇中の女王止める 静岡県総体女子サッカー
南野陽子「スケバン刑事2」鉄仮面かぶり、土佐弁の設定の裏に「仮面ライダー」と人気映画が…
江戸初期の豪商住宅で夜カフェ 重要文化財ライトアップ 山口・萩
【DeNA】終盤の追い上げも及ばず…史上最多動員のハマスタで筒香嘉智の“不敗神話”途切れる
【阪神】オリックスから警告プレーの謝罪受ける、藤本コーチ「分かりましたと。ただそれだけ」
【ソフトバンク】6回に打者11人猛攻で一挙7得点、代打中村晃が勝ち越し打 連敗阻止で貯金3
【広島】佐々木泰が登録抹消「右第一肋骨の疲労骨折」と診断、新井監督「しょうがない」
「言葉通じなくても楽しい」 万博会場で囲碁大会 一力本因坊ら来訪
長嶋一茂、「家族としてお許しいただきたいけれど…」妹・三奈さんらとの病室での会話明かす
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
小倉優子、不自然な“二重ライン”にネット騒然「やっぱり整形?」
藤本美貴、夫・庄司智春がしていたら「結婚しなかったと思う」“習慣”を発表
武田鉄矢、昨年死去した大物俳優をライバル視していた「1人だけ、ライバルと思った人がいた」
あのちゃん実名告白「めんどくさい芸能人」が台本と違いスタジオ騒然
西田ひかる「なんとかならなかったのかな」コンビニ備蓄米視察で小泉農相「大きなうねり」発言に
大谷翔平の長女へ、ロバーツ監督がピンクの〝ポルシェ〟プレゼント 昨年は大谷がミニポルシェ贈る
37歳女性タレント、元交際相手から送られてきた“写メ”にドン引き「デリカシーなさすぎ」
父が再婚の丸山隆平(36)現在の家族関係がとんでもないことになっていたと話題に
二階堂ふみが結婚!?お相手が衝撃的過ぎてネット民「マジか・・・」
ヒカル、浮気相手とのLINE流出にドン引きの声「キモすぎる」「吐きそう」
多部未華子(30)結婚の裏事情あまりにも恐ろしすぎると話題に!
ガーシー、佐野ひなこの暴露を示唆でネット騒然「ファンだったのに」
【おすすめアニメ50選】完結済み!定番から最新作まで!
「名探偵コナン」最大の謎、蘭姉ちゃんのあの角の正体がついに判明
浜崎あゆみ、バスト丸見えの投稿にネット騒然「巨乳すぎて不自然」
長嶋一茂、「家族としてお許しいただきたいけれど…」妹・三奈さんらとの病室での会話明かす
小澤征悦と再婚した桑子真帆アナ(34)黒い過去が流出、衝撃の過去にネット騒然

「スケバン刑事」麻宮サキ、武器のヨーヨーは投げたら戻ってくる…斉藤由貴「顔に激突」
田中みな実が実名告白「本当に話が異常につまらない時は…寝ちゃう」冠ラジオのゲスト
「言葉通じなくても楽しい」 万博会場で囲碁大会 一力本因坊ら来訪
常葉大橘が13連覇中の藤枝順心を撃破!全国5連覇中の女王止める 静岡県総体女子サッカー
南野陽子「スケバン刑事2」鉄仮面かぶり、土佐弁の設定の裏に「仮面ライダー」と人気映画が…
江戸初期の豪商住宅で夜カフェ 重要文化財ライトアップ 山口・萩
【DeNA】終盤の追い上げも及ばず…史上最多動員のハマスタで筒香嘉智の“不敗神話”途切れる
【阪神】オリックスから警告プレーの謝罪受ける、藤本コーチ「分かりましたと。ただそれだけ」
【ソフトバンク】6回に打者11人猛攻で一挙7得点、代打中村晃が勝ち越し打 連敗阻止で貯金3
【広島】佐々木泰が登録抹消「右第一肋骨の疲労骨折」と診断、新井監督「しょうがない」