starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

原油市場の上昇は続くのか? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


皆さん、こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。今日は松永総研の週間レポートのなかから、「原油市場の総括」という原油市場についてのレポートをご紹介します。

足元で原油価格は上昇基調となっており、5日に発表された米雇用統計を受けて、原油価格は1バレル=63.08ドルと5か月ぶりの高値をつけました。上昇基調の要因についてレポートでは、『イランやベネズエラの原油生産量の減少やOPECプラスによる減産順守率の上昇などを背景に原油価格が年初から上昇基調を続けております』と考察。

ベネズエラ問題に関しては、同国の『経済が記録的なハイパーインフレから脱出したようですから、これからはベネズエラの原油生産量の回復に注目するところかもしれません』と述べています。

また、『OPECプラスの協調減産やイラン&ベネズエラの原油生産の減少は、「織り込み済み」と考えるべきかもしれません』との考えを示しており、2016年1月1日からのOPECプラスの協調減産は何度も延長していますが、『6月末に期限切れを迎えます』とのことで、これについて『ロシアは、「3カ月間の延長は認めるが、6か月間の延長は現時点では考えていない」と表明しております』と伝えています。その期限が迫れば、『買い方の手じまい売りが急増することも考えられます』との見解です。

NYダウとNY原油の値動きについては、『昨年10月3日に共に年初来高値を記録し、昨年12月24日に共に年初来安値を記録』、NYダウは史上最高値を射程圏内としていますが、『米国株が史上最高値を更新するほど米国経済が力強いとは思われません』と分析しています。

続けて、『今年の世界経済と米国経済は、昨年の成長率を下回ることが予想されております。そして、4月12日から米国企業の1~3月期決算発表シーズンが本格化しますが、これが悪い内容となれば、米国株が急落に転じる可能性も高まります』と考察しています。

米国企業の1~3月期決算については、『S&P500種採用企業の決算発表シーズンが4月12日から本格化し、今月第4週目辺りが山場となります。昨年10~12月期までの米国企業決算は良好な内容を続けてきましたが、今回発表される1~3月期の米国企業決算は、悪化するとの見通しが出始めております』と分析。『ここは、東京五倍原油に対する売り出動も一考かもしれません』と示唆しています。

参考にしてみてください。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の4月12日付「週間レポート」にまとめられています。週間レポートは会員限定となっており、メール情報会員となれば読むことができます。ご興味があればご登録ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




<HH>

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.