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決算期の3ヵ月のずれが日本企業に優位性、SMBC日興証券(花田浩菜)




こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

4/3付の「DailyOutlook」では、3月期決算について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『4月に入り、3月期決算企業は19年度(20/3期)がスタートした。TOPIX採用企業でみると、前期(19/3期)は中国経済の減速などを背景に、四半期を追うごとに業績の伸びが鈍化し、3Q(2018年10-12月期)は前年同期比で経常減益に落ち込んだ。今月下旬には19/3期の本決算発表シーズンを迎えるが、経常利益は前期比3.1%増と小幅な増益に留まる見通しだ(4/1時点のQUICKコンセンサス)』と伝えています。

続けて、19年度(20/3期)について、『現時点では7.3%経常増益と堅調な業績成長が見込まれている。前期の業績鈍化を受けて企業がコストを削減した効果が期待されることに加え、前期の業績を直撃した中国経済についても、政府の経済対策の効果で徐々に持ち直しに向かうと見込まれていることが背景として挙げられよう』と分析しています。

さらに、『また、19年度の予想利益(EPS)成長率を日米欧で比較すると、欧米企業は昨年秋以降急速に伸び率の見通しが切り下がっている一方、日本企業の見通しは底堅く推移しており、足元では最も高い利益成長が見込まれている。欧米企業と明暗を分けた要因の一つには、決算期の違いがあろう。すなわち、欧米企業が主に12月期決算であるのに対し、日本企業は3月期決算が多く、19年1-3月期が前期(18年度)に含まれるため、今般の中国の経済減速影響が前期業績により多く反映される。今後の中国の回復局面では逆に、プラス影響がより多く19年度業績に乗ると期待される。堅調な業績成長のみならず、海外と比べた成長率の高さは、日本株の見直し買いの一助となろう』とまとめています。

最後にレポートでは、『日米欧の19年度予想EPS成長率の推移】』を紹介しています。詳しくは4/3付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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