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賃金上昇は個人消費の支援材料、SMBC日興証券(花田浩菜)




こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

3/14付の「DailyOutlook」では、賃金について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『昨日は、春季生活闘争(春闘)における経営側の集中回答日であった』と伝えています。

続けて、先行き不透明感の広がりもあり、前年実績比較では厳しい回答が相次いだことを挙げ、『ただ、賃金改善は着実に進展している。インフレ率をベースに、今年の春闘賃上げ率は、最終的に前年を上回ると予想されている。賃金水準の上昇は個人消費拡大に寄与するとみられる。一方、2月の消費者態度指数が5ヵ月連続で低下するなど、消費者マインドは低調で、2018年央の災害頻発からの回復に時間を要している。しかし、賃金上昇に加えて、今後の改元やGW10連休などがマインド転換の追い風になろう』と分析しています。

さらに、『個人消費に依存する小売業の12-2月期決算発表が3月末からはじまる。前回発表の9-11月期決算は、自然災害や暖冬の影響で物足りない印象であったが、好転に向かう流れを確認したい。2月本決算企業が多いことから、20/2期会社見通しにも注目が集まろう。ここに来て主要小売業の月次既存店売上高は、やや勢いには欠けるものの、回復基調で推移しており、特に2月の動きは堅調といえるだろう。消費者マインドは低調でも、実勢である既存店売上高の回復を前向きに捉えたい。新元号公表からスタートする消費喚起イベントとともに、消費関連株が出遅れを取り戻す動きを見込んでいる』とまとめています。

最後にレポートでは、『主要小売業の月次既存店売上高(前年同月比)』を紹介しています。詳しくは3/14付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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