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出遅れの中国関連銘柄に注目、SMBC日興証券(花田浩菜)




こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

3/6付の「DailyOutlook」では、中国関連銘柄について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『昨日5日より、中国では全国人民代表大会(全人代)が開催されている。2019年の経済成長率目標が引き下げられる一方で、製造業向け付加価値税の減税が発表されるなど、注目度は高い』と伝えています。

続けて、足元で発表されている中国の経済指標はまだら模様であるものの、株式市場(上海総合指数)は、年初から約22%上昇しており(3/5時点)、年初来では世界の主要株価指数の中でトップクラスの上昇率となっていることを挙げ、『背景にあるのは、米中通商協議の進展期待と、昨年10月に発表された景気刺激策などの政策効果発現の期待などだ。こうした中、日本株投資においても、昨年の夏場以降、市場をアンダーパフォームしていた中国関連銘柄に注目したい。株価は足元で回復しつつあるが、一連の政策効果により中国の経済指標が実際に回復し始め、米中交渉が妥結に向けて前進すれば、さらなる上昇が期待できよう』と分析しています。

さらに、『中国向け売上高比率(2017年度)の高い銘柄は、50%超の村田製作所(6981)やTDK(6762)をはじめとして、30%超のヒロセ電機(6806)やローム(6963)など、電子部品業界に多い。また資生堂(4911)などのインバウンド・モノ消費関連では、直接的な中国向け売上高以外にも日本国内での中国人旅行客による購買を含めれば、中国関連が大きな比率を占める。中国景気の回復ペースにもよるが、米中通商協議のスケジュール感などに鑑みれば、今夏に向けての投資アイデアとして考えたい』とまとめています。

最後にレポートでは、『上海総合指数』の推移をグラフにして紹介しています。詳しくは3/6付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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