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今後発表される中期経営計画に注目、SMBC日興証券(花田浩菜)




こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

2/21付の「DailyOutlook」では、中期経営計画について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『3月期決算企業の第3四半期決算発表がほぼ終了し、市場の注目は来期業績にシフトしつつある。新年度の業績計画に合わせて、新たな中期経営計画(中計)を発表する企業も少なくない』と伝えています。

続けて、中計とは企業が3~5年程度を目安に設定する経営方針や財務数値目標であり、上場企業の6割強が策定し、情報開示している(日本IR協議会2018年4月調査)ことを挙げ、『2018年にコーポレートガバナンス・コードが改訂され、企業は従来以上に株主還元を重要視している。投資家がROEや資本コスト、還元性向の一段の改善を求めるようになったからだ。中計は、企業が資本効率に対する考え方を表明する絶好の機会となっているとともに、この中計が経営陣の「コミットメント」とみなされる傾向が強まっている』と分析しています。

さらに、『中計では株主還元策以外に成長戦略や事業構造改革、M&A戦略などが示されるケースもあり、株価が新たな材料を織り込むタイミングとなりやすい。また、過去の中計の達成実績いかんでは、新中計への期待感から株価は早めに物色される可能性がある。一方で、数値目標が非現実的と受け止められたり、保守的すぎる場合には失望売りが出るリスクがあり、注意したい』とまとめています。

最後にレポートでは、『新中期経営計画の発表が見込まれる主な銘柄』を紹介しています。詳しくは2/21付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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