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外需業種への見直し買いが後押し、SMBC日興証券(花田浩菜)




こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

2/19付の「DailyOutlook」では、業種別の株価動向について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『国内企業の10-12月期決算発表がほぼ一巡した。今決算を通じた株価動向を俯瞰すると、決算自体は事前の想定通り業績の下方修正が多くみられたものの、その後の株価は堅調に推移する企業が散見され、業績の減速リスクは相当程度株価に織り込み済みであったと言えよう。一方で、先週までの日経平均は堅調ながらも21,000円手前で上値が重くなり、一進一退の地合いが続いた。米国の政府再閉鎖問題や米中通商協議などに対する不透明感が燻る中、一段の上値追いには慎重な投資家が多いことが窺われた』と伝えています。

続けて、しかし、業種別の株価動向をみると、投資家の心理がリスクオンに傾きつつある様子が垣間見えるとして、『決算発表が本格化した1月21日の週以降、運輸・物流や食品、電力・ガスなどの内需ディフェンシブ株よりも、相対的に電機・精密や素材・化学といった外需シクリカル株に資金が流入している。決算では外需業種中心に下方修正が相次いだことを踏まえると、株式市場は先行きの業績回復に期待し、2018年に売り込まれた半導体関連や中国関連などの外需株への見直し買いを強めているようだ』と分析しています。

さらに、『長期化している米中協議についても徐々に進展の兆しが窺え、18日の日経平均は19年初来高値を更新した。当面は外需株を中心に投資資金が日本株市場に流入し、株価を後押ししよう』とまとめています。

最後にレポートでは、『業種別株価騰落率(対TOPIX)』を紹介しています。詳しくは2/19付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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