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2019年の注目テーマ-キャッシュレス、SMBC日興証券(花田浩菜)




こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

12/25付の「DailyOutlook」では、キャッシュレス化について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『2015年時点おける日本のキャッシュレス決済比率は2割程度で、海外各国と比較して低い。海外では、韓国9割程度、中国6割程度、アメリカ5割弱、インド4割程度といった状況だ。日本は2025年までの間に数多くの国際的イベント開催を控える。2019年9~11月はアジア初となるラグビーワールドカップ、2020年は東京五輪、2025年は大阪万博が開催予定である。海外から多くの観光客が来日し、現金決済に不慣れな訪日外国人も大勢いよう。こうした中、2018年4月に経済産業省は「キャッシュレス・ビジョン」を策定。2025年までにキャッシュレス決済比率を4割程度へ引き上げる目標だ。キャッシュレス化推進は、インバウンド需要の機会損失を回避するためにも、国策といえよう』と伝えています。

続けて、政府は、2019年10月に予定する消費増税に伴う景気対策として、キャッシュレスで買い物した際、9ヵ月間、5%のポイント還元を検討していることを挙げ、『買い物の対象は中小企業に該当する小売店や飲食店、宿泊業などで、買い物額の上限は設けないという。増税分を上回るポイント還元で中小店舗は相応の集客効果が見込めよう。同景気対策は、キャッシュレス化への対応が遅れがちな中小店舗のキャッシュレス対応を軌道に乗せる機会として期待される』と分析しています。

さらに、『販売等を行う事業者とクレジットカード会社など決済事業者との間の決済情報を繋ぎ、決済を効率よく実現する決済代行会社、キャッシュレス決済システムや機器を提供する会社などが恩恵を受けそうだ』とまとめています。

最後にレポートでは、『主なキャッシュレス関連銘柄』を紹介しています。詳しくは12/25付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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