さわかみホールディングス代表 澤上篤人氏インタビューvol.1 長期投資の魅力【フィスコ 株・企業報】
ある程度の短期スパンで結果を求めがちな我々の投資。しかし10年後、20年後それ以上を視野に入れた長期投資の世界もある。その長期投資とはどういうものなのか、また長期投資家に必要な考え方、情報収集方法などはあるのか。「さわかみファンド」でその名を轟かせる日本における長期投資家のパイオニア、澤上篤人氏に長期投資の魅力、そしてその真髄・極意を尋ねた。
■長期投資の魅力を教えてください。
私は長期投資に携わって47年、さわかみ投信を始めて19年になりますが、長期投資の魅力を端的にいえば、「結果が出ている」ということです。実際に、さわかみ投信の設定来(1999年8月)のパフォーマンスを見ると、年率複利で5.2%、積立投資していれば、年率7%ちょっとで資産が増加したことになります。10年ほどで資産が2倍になる計算です。
この間、米国や欧州などは経済規模が約2倍になりましたが、日本は縮んでいます。その厳しい経済環境下において、純資産1000億円以上のメガファンドでここまでの成績を継続的に出しているものはありません。15年以上の累積の成績で見ればダントツの成績です。さらにいえば、さわかみ投信以外に長期間の運用実績を誇れるファンドはほとんどありません。
ところが、さわかみファンドを上回るファンドがないにもかかわらず、純資産額は3,200億円強、口座数は約12万程度にとどまっている。さわかみファンドで証明している長期投資の素晴らしさがまだ一般には全然知られていないということを痛感しています。
■ところで、どんな人が長期投資家といえるのでしょうか。
あまり難しいことは考えなくてよくて、この質問にどう答えるかです。「暴落するとき株式を買えますか?」ほとんどの人は買えません。しかし、さわかみ投信は、そういうときほど買います。
みなさんは、スーパーで安い商品を見たら、喜んで買っているはずです。しかし、株式市場が暴落したときには買えない。同じものなら、ニンジンでも株式でも安く買ったほうがいいに決まっています。株式投資は、「安く買って高く売る」ことで利益を出すわけですから暴落時は大きなチャンスです。
■澤上さんは、具体的にどんな銘柄を選んでいるのでしょうか。
生活者にとって必要な企業を応援しようという発想で株式を選んでいます。普通のありきたりのものが極めて大事ということです。
たとえば、「肉を食べたい」「魚を食べたい」「野菜を食べたい」という生活者の欲求は、昔から変わりません。普通の生活はどんなに科学技術が発展しても変わらない。そのような生活者にとって必ず必要な企業に投資します。
地球上の人口が1日あたりどのくらい増えているかわかりますか。約17.8万人です。2050年の97億人に向かって世界の人口は増え続けています。10日で178万人ですから、福岡市(153.8万人:2018年4月1日現在)を上回る大都市が10日ごとに生まれています。そのペースで人口が増えれば、食料、エネルギー、工業製品の需要が増えるのは明らかです。先ほど言ったように生活者の生活は変わらないですし、欲求も変わらないわけですから、将来的に需要が増大するのは確実ということです。
需要が増えるのは、構造的なインフレ要因です。需要に見合うだけの供給ができなければ、物価は上昇します。
人口が想像を絶するスピードで増える流れはどうしたって止められません。長期投資家は、このような「大河の滔々(とうとう)たる流れ」をつかむことが重要です。
一方で、マーケットは常に新しいテーマを探しています。たとえば、最近では仮想通貨やブロックチェーンが話題になりましたが、これらは現時点では生活者にとって必要不可欠なものではなく、「大河の滔々たる流れ」のなかの「さざ波」でしかありません。長期投資には「さざ波」は重要ではないので、そういう銘柄には投資しません。
(つづく~「さわかみホールディングス代表 澤上篤人氏インタビューvol.2 澤上氏の情報収集法とは【フィスコ 株・企業報】」~)
【澤上篤人 Profile】
1947年3月28日生まれ。愛知県出身。71年から74年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー、80年から96年までピクテ・ジャパン代表を務める。96年にさわかみ投資顧問(現さわかみ投信)を設立し、99年には「さわかみファンド」を設定。日本における長期運用のパイオニアとして名を馳せる。現在もさわかみ投信会長として長期投資の啓蒙活動を行いながら「カッコ好いお金の使い方」のモデルとなるべく財団活動にも積極的に取り組んでいる。ブログ「澤上篤人の長期投資家日記」も日々更新中。
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