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下期にかけて増益率の高まる銘柄に着目、SMBC日興証券(花田浩菜)




こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

8/29付の「DailyOutlook」では、下期にかけての銘柄選別について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『昨日の日経平均は小幅ながら6営業日続伸。米株高などを好感して約2ヵ月半ぶりにザラ場で23,000円台を付ける場面もあったが、大台乗せ後は徐々に上昇幅を縮め13円高の22,813円で取引を終えた。東証1部売買代金は8営業日ぶりに2兆円を超えた。昨日の米株市場では、主要3指数は続伸。ナスダック総合指数とS&P500指数は連日で最高値を更新した』と伝えています。

続けて、国内企業の業績は堅調に推移しており、TOPIXの12ヵ月先予想EPSは過去最高水準にあることを挙げ、『しかし、米中通商問題などに対する先行きの不透明感が重石となり、PERは低位に留まっている。一方、企業は収益体質を強固にし、自社株買いや増配といった株主還元を実施することでROEを高めている。そうした中で株式市場を俯瞰すると、悪材料に対する耐性がつき、好材料を素直に評価する地合いとなりつつある。今後も海外発のニュースフローを消化していくことで前向きな姿勢が徐々に優り、投資家の目線は企業業績を評価する局面に移行すると考えている』と分析しています。

さらに、『銘柄選別に当たっては、織り込みは相当進んだとはいえ、先行きの事業環境に依然不透明感が燻ることも考慮したい。不安感が残っている間は株式投資に尻込みすることも考えられ、霧がより晴れているであろう下期にかけて増益率が増す銘柄に着目する』とまとめています。

最後にレポートでは、『TOPIXの予想EPSとPERの推移』を紹介しています。詳しくは8/29付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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