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期日向かいの買い場か、SMBC日興証券(花田浩菜)




こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

6/15付の「DailyOutlook」では、「期日向かい」について考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『日経平均は6月12日の取引時間中に23,000円台を回復したものの、終値では保つことができず、昨日の下げでいったん23,000円乗せのトライから撤退したような動きとなった。5月にも23,000円の大台は一時達成したが、取引時間中も含めて、5月21、22日のわずか2日にとどまった。23,000円は大台のきりのいいところで心理的な節目になりやすい上、2月5日の窓開けの水準など、節目として意識されやすい価格と言えそうだ』と伝えています。

続けて、日柄面では、今年1月高値から7月で半年となることを挙げ、『「期日向かい」という言葉がある。信用取引(制度信用)で株を買った場合、買い付け代金の返済期限は6ヵ月となっており、約定日から6ヵ月目の応答日までに、その建玉は決済しなければならない。高値で買ってしまい、その後値下がりして売却の機会を失ったまま期日を迎え、泣く泣く売却を迫られるケースもあろう。その結果、高値を付けた前後に膨らんだ信用買い残が、約半年後に向かって減少する(=売却が増える)とともに、株価もいったん底をつけることがある』と分析しています。

さらに、『ファンダメンタルズ面で不透明感の残っている状況だが、信用期日の日柄面からは7月にかけて買い場となる可能性がある』とまとめています。

最後にレポートでは、『日経平均と信用買い残』をグラフにして紹介しています。詳しくは6/15付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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