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米国、中国自動車販売台数の不調が天然ゴムの圧迫要因に サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


皆様こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
今日は天然ゴム市場についてのレポートをご紹介します。

天然ゴムの重要な価格変動要因として挙げられる需給ですが、その中で大きな比重を占めるのは、自動車のタイヤ用の需要です。そのため、自動車の販売台数が天然ゴムの値動きに影響します。中国の12月の乗用車販売台数についてレポートでは、『中国乗用車市場情報聯席会が9日夕方に発表した12月の乗用車販売台数は、前年同月比0.5減の365万3009台となりました』と伝えており、『2017年から小型車購入減税が縮小されたことを受けて、乗用車販売台数の伸びが大幅に鈍化したようです』と分析しています。

また、『中国市場での12月の自動車販売台数は、トヨタで前年同月比5.6%減、フォードで前年同月比9%減でした。それにより、中国汽車工業協会から近々発表される「12月の中国自動車販売台数」が前年同月を割り込む可能性も高まってきました』と考察しています。

そして、『世界2位の自動車販売市場である米国は昨年、8年ぶりに自動車販売台数が前年を下回りました。それに加えて昨年の中国自動車販売台数の伸びが大幅鈍化したことは、自動車関連銘柄である東京ゴムや上海ゴムの圧迫要因となりそうです』とまとめています。参考にされてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の1月10日付「天然ゴム市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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