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南ア与党の党首選でラマポーザ副大統領が勝利も、南アランド買いは時期尚早か サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


皆様こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。
南アランド・円が大きく動いていますね。そこで今回は南アランドについてのレポートをご紹介します。

まずレポートでは、『南ア与党のアフリカ民族会議(ANC)の党首選が18日に開催され、ズマ大統領の元妻であるドラミ二・ズマ氏を僅差で制してラマポーザ副大統領が勝利しました。それを受けて南アランド・円が急上昇して一時9.05円まで上昇しました』と伝えています。

続けて南アランド・円の上昇の背景については、『党首選でラマポーザ副大統領が勝利したことにより、ラマポーザ副大統領が次期大統領となる可能性が高まり、南ア経済改革が進むとの観測から、南アランド買いが加速しました』と詳しく分析しています。

しかし南アランドが買い場なのかというと松永さんはそれを疑問視しているようです。レポートでは、『ラマポーザ副大統領が大統領に就任するとしても1年半も先の事ですから、現時点から南アランドを買うのは早すぎるのかもしれません』との見解を示しています。

そして、『来年の総選挙に向けてラマポーザ副大統領派とラミ二・ズマ氏派との対立が激化することも予想され、与党内での対立で国会が空転することも考えられます』とし国会運営に支障が出る可能性に着目し、『ズマ大統領の任期が1年半も残っているのですから、今回の党首選の結果を素直に喜ぶことは時期早々かもしれません』と述べています。

また、テクニカル的には『南アランド・円がダブルトップを形成する可能性が高まってきただけに、南アランドに対して弱気な見方も一考ではないでしょうか』と分析しています。

南アランドの値動きとともに南アフリカの動向は引き続き注視する必要がありそうです。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の12月20日付「南アランド」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 三井智映子




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