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こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。__NEW_LINE__ _


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

ホワイトハウスは18日、数日中に次期FRB議長人事について発表すると表明しました。市場では今週末から来週初あたりには次期FRB議長が明らかとなる可能性があると見ているようです。10/20付けの「主要通貨デイリー」では、次期FRB(連邦準備制度理事会)議長候補について考察していますのでご紹介します。

同レポートではまず、次期FRB議長候補として、テーラースタンフォード大教授、ウォーシュ元FRB理事、パウエルFRB理事、イエレンFRB議長、コーン国家経済会議(NEC)委員長の5名を挙げ、『とりわけ、パウエルFRB理事とテーラー教授、そしてウォーシュ元FRB理事が有力視されている。タカ派(利上げに積極的)と目されているテーラー氏もしくはウォーシュ氏が指名された場合、米金利上昇を伴ったドル高での反応が予想される』と伝えています。

続けて、利上げに積極的なタカ派と見られる2名の違いについて、『テーラー氏の場合、同氏が考案した「テーラールール」に基づくと現在のFF政策金利の適正水準は3%台後半が正当化され、利上げペースが加速するとの見方もある。実際にはルールの厳格な適用は考え難く、トランプ大統領が低金利政策を望んでいることから利上げピッチ加速の可能性は低いとみられるが、市場の利上げ期待は高まることが予想されよう。ウォーシュ氏に関しては、金融政策への議会の監視等も含めたFRBの抜本的な改革を唱えている点は懸念材料。先行き不透明感が強まる可能性もあり注意しておきたい候補者だ』と分析しています。

一方で、利上げに消極的なハト派とのパウエルFRB理事などが指名された場合については、『ドル円への影響は限定的となろう。ただ、市場では上述したタカ派指名の可能性を一部見込んでおり、一時的にドル売り圧力が強まる場面も想定される』と言及しています。ただ、ハト派の議長が誕生した場合でも、米景気の良好推移やインフレの持ち直しが期待されることから、『来年は年3回ペースでの漸進的な利上げが行われるとの見方に変更はない』とまとめています。

詳しくは10/20付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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