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中東の地政学リスクの高まりで原油価格が上昇 サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

原油価格が上昇していますね。9月25日(日本時間26日未明)からイラク北部のクルド人自治区で独立を問う住民投票が始まり、中東の地政学的リスクが高まっていることが値上がりの背景にあるようですね。中央政府や周辺国の中止要請を振り切っての投票となったことで反発や衝突が懸念されています。

レポートでは、『住民投票は、多数派の独立賛成派が勝利する見通しです。住民投票で独立賛成派が勝利すれば、イラク政府に対して独立交渉を行う権利が得られるそうです。しかし、即時独立出来る訳ではなく、独立交渉に2年程の歳月がかかると見られております。また、イランやトルコ政府と同国内のクルド人との対立も警戒されております』と分析しています。

また、イラク北部では日量60万バレルほどの原油が生産されるなど、クルド人自治区でも原油の生産が盛んとなっています。しかし、住民投票の実施を受け、トルコ政府はパイプラインの停止する可能性を示唆したほか、イラク政府はクルド人自治区産原油の輸入禁止を各国に呼び掛けるなどしています。引き続き原油価格に影響しそうです。

そして地政学的リスクの高まりについては、『イラク内のクルド人自治区で独立運動が強まれば、トルコやイラク・イラン・シリア内のクルド人も独立へ動きだす可能性があるので、中東の地政学的リスクが高まったようです』と伝えています。

住民投票はすでに集計作業に入っており、投票率は78%に上ったとロイター通信は伝えています。独立支持が多数を占める公算が大きく、クルド人は祝賀ムードのようですが、トルコやイラクなどとの対立激化が懸念されています。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の9月26日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子



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