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シカゴコーンは「噂で売って、事実で買い」の展開に? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。シカゴコーンの価格が下落しており、昨年8月31日の安値(358.5セント)を下回りましたね!そこで今日はトウモロコシ市場についてレポートします。

足元の値動きについて、24日のレポートでは『昨夜のシカゴコーン12月限(新穀限月)は、前日比4.25セント安の355.75セントとなりました。クロップ・ツアー3日目の結果が少し嫌気され、前日までの下落基調の流れを継いだ下落となったようです』との分析を伝えています。クロップ・ツアーとは民間穀物調査会社のプロ・ファーマーが行う穀物生産環境の実態調査のことです。詳細な生産動向を把握するのに役立つもので、コーン価格にも大きな影響を与えます。

また今年の値動きについては、『今年のシカゴコーンは、受粉期におけるホット&ドライ観測により受粉障害が警戒され、7月にかなり上昇する場面がありました』として、作柄悪化による供給減を見込んだ買いで価格が大きく上昇していたことを伝えています。続けて、『しかし、今月10日の米農務省による需給統計発表で良好な作柄であることが示され、作柄悪化を期待してきた強気投資家の失望売りが強まりました。そして、今週月曜から始まった民間企業による現地調査を受けて、作柄悪化を期待してきた強気投資家の失望売りが更に加速しました』と、7月には高値をつけていたコーン価格が昨年の安値を下回る値動きとなった背景を考察しています。

さらに、クロップ・ツアーの最終結果が公表されます。その影響についてレポートでは、『クロップ・ツアーの最終結果発表を受けて「弱材料の織り込み済み」となり、シカゴコーンが底入れ完了となる可能性もあります』と分析し、『「噂で買って、事実で売れ」という相場格言もありますが、今回のシカゴコーンに対しては、「噂で売って、事実で買い」という展開となるのかもしれません』との見解となっています。買いチャンスを狙ってみるのも一考かもしれません。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の8月24日付「トウモロコシ市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子



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