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デロイトCIS社とウェーブス社(Waves)は、ICO市場規制のため提携


ビッグ4の一つで会計事務所のデロイトCIS社とロシアのブロックチェーンソリューション会社、ウェーブス(Waves)社は総合的なICOサービスを顧客に提供するための提携を結んだ。
デロイトとブロックチェーンのスタートアップ会社、ウェーブス(Waves)は、戦略的提携に向けた合意に達し、主な目的として、両社は東ヨーロッパ地域におけるICOプロジェクトを規制するための法的メカニズムの開発に取り組む予定だ。
7月4日の発表では、「この提携は、包括的なICOサービスと、特定業務のためのカスタマイズされたブロックチェーン・ソリューションを顧客に提供することを目的としています。」と発表した。
デロイトは、政府機関だけでなく、民間企業にコンサルティングを提供するため、技術革新プロジェクト特有の法律および税務コンプライアンスに関する専門知識の提供をする予定だ。「ロシア最大のブロックチェーンプロジェクト」と主張するWaves社は、成功するプロジェクトの実施に最適な流通ルートを選択し、新製品の発売を目指す会社のための専門的なICOソリューションを提供する予定である。
Waves社は、6月にICOで1600万ドルを調達した。以来、ICOの開催を自社のブロックチェーン上で開催するため、EncryptoTelなど、他のICOも促している。

■ICO市場の規制

特に、デロイトはICOプロジェクトの規制のための法的枠組みの策定にも取り組む予定だ。デロイトは法的な仕組みの欠落が、ICO後の事業をリスクと課題にさらすと主張している。
デロイトCIS社で、法律サービス向けテクノロジープロジェクトを担当するディレクター、ArtemTolkachev氏は、「ブロックチェーン技術はすでに始まっており、スタートアップ会社、投資家およびその他ステークホルダーが、仮想通貨市場ですぐに資金を集めることが可能だ」と言う。「しかし、暗号通貨市場は比較的新しく、すべての規制メカニズムが整っているわけではない」と述べた。
さらに、彼は次のように述べた
「我々の提携は、ロシアとCISの両方において、ブロックチェーンプロジェクトの法的枠組みをまとめるための必要条件を作り出す助けになると確信している。」
デロイトCISは、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ、グルジアなどを含む東欧地域の11カ国で事業を展開している。ウェイブス(Waves)の創設者兼CEO、サシャ・イワノフ(SashaIvanov)氏は、ブロックチェーン企業の規制は、分散化技術の大量採用への道を開くと主張している。
「現時点では、既存の法律は存在しないため、ブロックチェーン企業は規制されていません。デロイトとの戦略的提携は、当社がこの規制環境の形成に積極的に参加することを可能にするだろう」とイワノフ氏は付け加えた。
この発表は、ブロックチェーンを取り扱うBlock.One社がICOを行い、5日間で1億8500万ドルを調達し、新たな記録を立てた数日後に発表された。(出典:CryptoCoinsNews)

■エムトレの視点

ブロックチェーンに関してビッグ4の動きは当初から早かった。中でもデロイトは積極的にブロックチェーンに関わっていき、また規制の枠組み等先頭を切っているようにみえる。ICOマーケットの規制は必須であり、デロイトの動きに期待したい。


【ニュース提供・エムトレ】




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