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日経平均反落 米国株安や配当権利落ちなどで



■本日(6/28)の日経平均株価終値

2万0130円41銭 前日比-94円68銭

□その他の指数
・TOPIX      1614.37 前日比-4.65
・東証2部指数   6115.67 前日比-45.35
・東証マザーズ  1166.51前日比-31.20
・東証ジャスダック3238.12 前日比-35.10
本日の日経平均株価は反落。前日の為替市場では円安方向へ振れたものの、軟調であった米国株が重しとなり本日の日本株は反落してのスタートとなりました。欧米金利の上昇によりメガバンクが買われたことで指数は底堅く推移、来週の重要指標発表を控え方向感に乏しい相場が継続しています。業種別では銀行や鉄鋼、鉱業が値上がり率上位、一方でその他製品、ゴム、電気などが下落しました。個別ではがん関連遺伝子一括検査に保険適用と伝わったDNA研やPSSがストップ高。東証1部の売買代金は2兆4293億円です。

□日経平均のテクニカル分析
日経平均株価は反落しました。本日は弱含みの展開となり日足チャートでは上髭を引きながら終値で5日移動平均線やボリンジャーバンドの+1σを割り込んでしまいましたが、一目均衡表の転換線は下値支持として機能しており底堅さは維持されていると言えるでしょう。

□今日動いた注目の銘柄群
<4570>免疫生物研究所
フィブリノゲンを産生するトランスジェニックカイコに関し米国特許商標庁から特許査定を受けたと伝わり一時890円まで急伸しました。これによりヒトの血液を原料とするヒトフィブリノゲンによる病原体の感染リスクを抑えることが可能となると期待され、同社は遺伝子組み換えカイコによる世界初の医薬品生産の実現を目指す模様。
<7818>トランザクション
子会社トレードワークスが、<2914>JTの販売する「プルーム・テック」の取り扱いを開始すると発表、これが買い材料視されました。トレードワークスは7月10比より渋谷、新宿等100店舗展開する電子たばこ販売店で「プルーム・テック」を扱う方針で、業績寄与への期待から本日1367円まで買われています。
<7707>プレシジョン・システム・サイエンス
28日付読売新聞が「厚生労働省の、がんに関連した遺伝子の変異を一度に調べられる一括検査を保険診療で行えるようにする方針」について報じています。同社では遺伝子診断分野の自動化システム製品を提供していることから関連銘柄としてストップ高水準でカイ気配となっています。
<3628>データHR
厚生労働省と都道府県が国民健康保険について公費の新たな配分ルールを固めたと伝わり一時2080円まで急伸しました。医療費削減で成果を上げた自治体に公費を重点配分する仕組みをつくる模様で、医療費適正化保険者向けサービスを提供する同社に買いが入ったと見られます。
<7191>イントラスト
アプラスと業務提携、新たな家賃債務保証商品を開発したと伝わりました。イントラストの総合保証サービス事業とアプラスの家賃サービスを組み合わせることにより賃貸借申込書のみをもって保証審査業務を可能としており顧客にも不動産会社にも利便性の高いサービスを提供するのが狙い。


【ニュース提供・エムトレ】




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