中国臓器濫用問題の調査第一人者「日本は早急な法整備を」
■戦慄の医療殺人
中国では通称「臓器狩り」と呼ばれる、医療の蓑に隠された大量虐殺が行われている。年間数十億ドルの利益を生み出す移植ビジネスによる犠牲者は、国の政策で弾圧された法輪功学習者ら「良心の囚人」であると、国際調査で明らかにされている。
収容所内の彼らは国内外の臓器移植希望者のために、本人の承諾のないドナーとなり、臓器を強制摘出され、殺害されている。戦慄の医療殺人は、2006年、カナダの人権弁護士デービッド・マタス氏とカナダ政府元アジア太平洋地域担当大臣デービッド・キルガー氏の調査報告書で明らかになった。調査者たちは最新報告書で、中国の年間移植手術数は6万~10万件で、犠牲者数はその数倍と推計している。
このたび逗子市で上映された映画は、米国放送界で最高栄誉となるピーボディ賞や英国際放送協会(AIB)最優秀賞など、数々の国際賞を受賞した、中国臓器移植の闇に迫るドキュメンタリー「ヒューマン・ハーベスト」。内容は、マタス氏とキルガー氏による臓器濫用についての調査結果をまとめたもの。また、実際に移植ツアーに参加し中国で手術を受けた台湾の患者や家族、臓器強制摘出に関与した医師や監視役警官らの証言を示し、問題の深刻さを伝えている。
上映後、マタス氏が同問題について、最新の調査を踏まえて解説。中国では約1千件近い移植手術を行う病院があり、うち147件の移植病院を対象に、中国国内のニュース、医療紙、病院のニュースレター、病院のウェブサイトなどを情報源とし、病院の収益、病床数、利用率、外科手術のスタッフ、養成プログラム、国家資金などを分析したところ、年間移植件数は6~10万件との数字を割り出した。
いっぽう、中国衛生部(厚生省にあたる)は年間移植件数は1万件と主張している。マタス氏は「2、3件の病院を調べただけで、年間1万件に達する」と、中国当局の矛盾を指摘し、手術件数の数倍の犠牲数がいると推計している。
■臓器狩り「日本の関与疑われている。今のままでは、とても問題ある国だ」
マタス氏によると、少なくとも中国の臓器移植件数全体の2割が海外からの移植希望患者で、中国に近い韓国、日本、台湾、マレーシア、インドネシアから来ていると指摘。
特に日本については「日本がらみで中国での臓器移植に関する情報は多く確認できた。これまでも(法整備のない)現在のままでも、非常に問題のある国だと言える」と述べた。
マタス氏の挙げた、日本の「臓器狩り」関与の例は、▼中国人医師に移植手術の技術指導を施す▼日本の出資で移植病院が設立▼中国へ移植手術用の製薬を日本は輸出している▼など。
「臓器狩り問題は中国で起きており、中国人でなければ解決できない問題だが、日本を含む海外はこれの共犯にならないよう尽くすべきだ」とマタス氏は強調。そのために「臓器狩り」問題の認知を高め、関連の移植や医療、刑法を成立させ、医師たちの医療倫理を確立することが重要だと述べた。
また、日本の臓器移植希望者には、義務的に、海外で移植手術した場合は申告する義務を制度化するべきだと提案した。
マタス氏らによる調査報告書を受けて、臓器出所源の不明な国へ渡航して移植手術を受けることを禁止する関連の法案が、イスラエル、スペイン、イタリア、台湾で可決している。米下院議会では2016年6月、良心の囚人からの系統的な強制的な臓器摘出を非難する「343号決議案」が全会一致で通過した。欧州議会でも2013年12月、臓器狩り問題について、即刻止めるよう中国政府に求める決議を可決した。
上映会の開催には、逗子市議会議員の丸山治章議員が取りまとめ役を担当。同問題について「右も左もなく、この人権侵害に加担しないよう、みなが協力する必要がある」と強調した。
臓器狩り問題について、マタス氏とキルガー氏、さらに米ジャーナリストのイーサン・ガットマン氏の名は広く知られ、国際的な評価を得ている。3人は「臓器狩り」問題の調査を称えられノーベル平和賞候補となった。マタス氏はカナダの勲章にあたる憲章を授賞し、最近では非暴力、真理、寛容の精神を称えて贈られるガンジー平和賞を受賞した。
(文・佐渡道世)
【ニュース提供・大紀元】
<FA>
飛行機に安く乗る方法を詳しく解説!当日割や学生限定の割引も
上原浩治氏、ヤクルト奥川恭伸の復活勝利「本当によかった」栗原恵氏あっぱれ!「さらに活躍を」
高橋克典、型破りなサラリーマンから特命係長経て「大岡越前」 時代劇と向き合い新しい発見も
7勝目挙げた今永昇太が爆笑会見 ド派手ガッツポーズの心境は「もうおなかが減っていた」
今永昇太、本拠地ロッカーの新ネームプレート「マイク・イマナガ2世」が話題 命名の理由とは?
「777万円」で純金トランプ 伸びぬふるさと納税の“切り札”に
大谷翔平「2番DH」で今季9勝右腕ルーゴと対戦 山本由伸は7勝目を目指し先発
在日コリアン芸人・マルセ太郎 没後23年、4世がたどったルーツ
女子プロレスラー井上貴子、元櫻坂46の1期生が親戚だと明かす「似てる」「姉妹みたい」
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
玉置浩二の妻、青田典子(53)の現在がとんでもない事になっていると話題に
三上悠亜、整形したことを事後報告でネット騒然「素っぴんが美しすぎる」「大半を既にいじっておいて今更」
柏原崇(45)現在を調べてみた結果、相変わらずかっこよすぎた!
「愛が生まれた日」藤谷美和子(56)の現在がヤバい!?徘徊生活を送っていた過去も明らかに。
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
オードリー若林結婚で嫁の名前がソッコーで特定する動き始まる
矢口真里、中学時代の写真公開「やっぱアイドルな人は、違うわ」ネット騒然
【ネタバレ?】史実で見るキングダムの今後の展開まとめ〜中華統一までの全体像
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた
玉置浩二の妻、青田典子(53)の現在がとんでもない事になっていると話題に
柏原崇(45)現在を調べてみた結果、相変わらずかっこよすぎた!
三上悠亜、整形したことを事後報告でネット騒然「素っぴんが美しすぎる」「大半を既にいじっておいて今更」
ユーチューバーもこう氏、元彼女・成海瑠奈について赤裸々告白
YouTuberジュキヤの動画企画が大炎上「普通に痴漢」「気持ち悪すぎ」
「愛が生まれた日」藤谷美和子(56)の現在がヤバい!?徘徊生活を送っていた過去も明らかに。
ガーシーが綾野剛のLINE公開でネット騒然「ショック」「すごいエンタメ」
オードリー若林結婚で嫁の名前がソッコーで特定する動き始まる
岡本夏生(56)、1600日ぶりにブログを更新した現在が衝撃
![game_banner](/images/banner-game.png)
飛行機に安く乗る方法を詳しく解説!当日割や学生限定の割引も
上原浩治氏、ヤクルト奥川恭伸の復活勝利「本当によかった」栗原恵氏あっぱれ!「さらに活躍を」
高橋克典、型破りなサラリーマンから特命係長経て「大岡越前」 時代劇と向き合い新しい発見も
7勝目挙げた今永昇太が爆笑会見 ド派手ガッツポーズの心境は「もうおなかが減っていた」
今永昇太、本拠地ロッカーの新ネームプレート「マイク・イマナガ2世」が話題 命名の理由とは?
「777万円」で純金トランプ 伸びぬふるさと納税の“切り札”に
大谷翔平「2番DH」で今季9勝右腕ルーゴと対戦 山本由伸は7勝目を目指し先発
在日コリアン芸人・マルセ太郎 没後23年、4世がたどったルーツ
女子プロレスラー井上貴子、元櫻坂46の1期生が親戚だと明かす「似てる」「姉妹みたい」
何があった!?「エアコン」が想定外の壊れ具合!投稿者に話を聞いた