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フランス大統領選は無難に通過、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

ドル高が続く為替市場ですが、ユーロ円は仏大統領選で極右候補勝利は回避との見方から上昇していますね。5/8付けの「主要通貨デイリー」では、仏大統領選の結果が今後の為替市場にどう影響するか考察されていますのでご紹介します。

同レポートではまず、マクロン氏の仏大統領就任決定について、『マクロン氏の勝利は必ずしもフランス政治の安定を意味する訳ではない。同氏は議員当選の経験がない上、39歳での大統領就任は1958年の第5共和制が始まって以来最も若く、政治手腕は不透明である。また、6月の議会選挙で、マクロン氏が立ち上げた政党「前進」が与党とならない場合、大統領が所属する政党と議会与党が異なる「ねじれ現象」が生じ、マクロン氏は大統領としてリーダーシップが発揮できなくなる恐れがある』と紹介しています。

続けて、『仏大統領選という大きな注目イベントを無難に通過したことで、市場の焦点は改めて景気実体に回帰することが予想される。米国では先週末に4月雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数が前月比+21.1万人と2ヵ月ぶりに+20万人の大台を回復するなど概ね良好な結果を示した。今後、米経済指標が大きく下振れしない限り、6月13~14日の次回FOMCで追加利上げが決定され、9月にも更なる利上げが、そして年内にバランスシートの縮小開始も予想される。ドル円は、米国の景気良好推移や漸進的な利上げなどを背景に、年末に向けて緩やかなドル高円安基調を辿るとの見通しを継続する』と分析しています。

詳しくは5/8付けの「主要通貨デイリー」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜




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