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トランプ新大統領の動きがドル円の動きにつながる?サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。

20日にトランプ新大統領が誕生しましたね。その演説の内容ではアメリカ第一主義をアピールしていましたが、具体的な政策には触れておらず、ドル円は小動きとなりました。トランプ新政権が始動し、ホワイトハウスのホームページでTPP離脱を明らかにするなどしています。トランプ政権の行方とともに今後の為替の動きに関しても気になりますよね。
というわけで今回はドルと円について松永さんにお伺いします。

IMM日本円におけるファンドポジションについて松永さんは、『11カ月ほど買い越しポジションを続けましたが、昨年11月末に売り越しに転じると、12月末時点で8万枚を超える売り越し枚数となりました』としており、『売り越しに転じてたった4週間で8万枚を超えたのですから、かなりオーバーペースな売り進みであり、適度に売り人気を冷ます必要があったのかもしれません』と分析しています。続けて、『ドル円は、昨年12月15日に118.6円まで円安に進みましたが、1月17日時点で112.6円まで円高に進み、ドル円が高値から6円幅も下落しました。それにより、そろそろファンドのポジション整理一巡となる可能性もあります』と加えています。
また米ドルのファンドポジションに関しては、『ファンドの買いこし枚数が2015年8月の6万5000枚付近まで膨らめば、ファンドのドル買いに対する警戒も必要となりそうです。ドルの方向性は、今後のトランプ政権の方向性次第といったところでしょうか』とのことですので、引き続きトランプ氏の発言や動向と為替の動きを注視していきましょう。


上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の1月20日付「週間スペシャルレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター三井智映子




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