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ウィークリーレポート:20日のトランプ氏就任式に注目!住信SBIネット銀行(三井智映子)



フィスコリサーチレポーター三井智映子の「住信SBIネット銀行の気になるレポート」です。

年末から「いつだ、いつだ」と言われている「ダウ平均の2万ドルの大台」と「日経平均2万円台」の厚い壁を突破できないまま足元では上昇トレンドが一服してきている印象です。現地20日、日本時間では21日のトランプ氏の大統領就任までは様子見ムードや利益確定売りで上値は重いようですね。


住信SBIネット銀行の「ウィークリーレポート」によると、『注目された11日のトランプ次期米大統領の記者会見では、ロシア絡みのサイバー攻撃に関する質問が集中し、景気刺激策について具体的な言及はありませんでした。減税やインフラ投資など財政拡張姿勢が示されなかった上、同日に行われた米国10年債入札が良好だったことで米国債利回りは低下しました。外為市場では保護主義的な政策姿勢に警戒感が広がり、ドル/円は約1カ月ぶりの安値114.25円まで下落しました』とのことです。

では、今週のチェックすべきポイントを押さえていきましょう。

やはり注目なのは20日に開催されるトランプ次期大統領の就任式です。
同レポートでは、『これまで就任初日に行うとしてきた北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉や環太平洋経済連携(TPP)協定からの離脱を宣言するのか、また、同時に中国を為替操作国に認定するのか注目されます』とのことです。
更に、『11日に行われた当選後初の会見では、オバマケアの廃止やメキシコ国境の壁建設、生産設備を米国外に移転する米企業に対する「国境税」の導入など、選挙戦からの主張を繰り返していただけに就任初日から実現するのか、それとも具体的な道筋は示されず概念的なものに留めるのか、要注目のイベントです』と伝えています。


その他にも今週は17日にメイ英首相のEU離脱に関する演説予定、19日には今年最初となるECB理事会があるなど、重要イベントが相次ぎます。
特にトランプ氏の演説次第では世界のマーケットの流れが変わるかもしれませんので、注視してまいりましょう。


上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター三井智映子




<SK>

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