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ウィークリーレポート:FOMCでドル高に拍車がかかるのか!? 住信SBIネット銀行(三井智映子)



こんにちは。フィスコリサーチレポーター三井智映子の「住信SBIネット銀行の気になるレポート」です。

先週はダウが連続で最高値更新するなど強い値動きとなりました。為替はやや一服感があった印象ですが、日経平均も上昇している中、今後どう株価や為替が動いていくのか気になるところです。

12月13日に更新された住信SBIネット銀行の「ウィークリーレポート」によれば、『先週は米長期国債利回りが、横ばいで推移していたことから、それまでの急激なドル高進行に一服感が出始めました。(中略)週末にはOPECと非加盟国との協議の期待感から原油価格が一段高となり、米株式市場も最高値更新を続け、ドル/円は115円台まで上昇しました』と伝えています。

さて、今週は13-14日に開催されるFOMCに注目が集まっていますね。
米利上げはほぼ織り込み済みと考えられていますが、同レポートでは、『0.25%の利上げは既に十分織り込まれており、利上げ自体が相場に与える影響は限定的になりそうです。焦点は来年以降の利上げペースの見通しに移っています。四半期毎に示される2017年末、2018年末の政策金利見通しがそれほど強気にならなかった場合、年末ということもあり、イベント通過を契機に持ち高調整のドル売りが出て、一旦ドル高が終了するとの見方もあります。逆に、政策金利見通しが前回9月時点から一段と上方修正された場合は、ドル高に拍車がかかるとの見方もあるようです』との見解となっています。

日本時間15日早朝4時発表予定ですのでしっかりチェックしたいですね。

そして14日には日銀短観12月調査が発表される予定となっています。
同レポートは、『大企業・製造業の業況判断DIは+10%ポイント(9月:+6%ポイント)と改善する一方、大企業・非製造業の業況判断DIは+18%ポイント(9月:+18%ポイント)と横ばいが予測されています。大企業・製造業は輸出の持ち直しに加え、資源価格の底打ちが素材業種の業況改善に繋がった模様。前回9月調査時107.92円だった想定為替レートが、今回のトランプ相場を反映して引き上げられているのか注目です』とコメントしています。

そのほかに今週発表される主な経済指標としては、『14日に米小売売上高(11月)や米鉱工業生産(11月)、さらに15日に米消費者物価指数(11月)、16日に米住宅着工(11月)などがあります。重要な経済指標に対する米国債市場の反応に注目が集まりそうです』と伝えています。

上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター三井智映子




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