新型コロナウイルス変異株の感染拡大に対する市場の警戒感は消えていないものの、21日のニューヨーク外為市場では、株高を意識してリスク回避的な為替取引は縮小し、主要通貨に対する円売りが優勢となった。株高を受けて米長期金利は上昇したが、豪ドルやNZドルに対する米ドル売りが活発となった。市場参加者の間からは、
「米国におけるワクチン接種回数は他国と比較して相対的に多いことから、経済活動の正常化が著しく阻害される可能性は低い」との声も聞かれている。

 一部の投資家は「米国経済の成長見通しをある程度引き下げる必要がある」と指摘しているが、そうしたことを考慮しても、米10年国債利回りが1%を下回り、年初の水準まで低下する可能性は低いとみられる。
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情報提供元 : FISCO
記事名:「 成長見通し引き下げでも米長期金利は下げ渋りか