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中外薬、昭和真空、インタートレなど


本記事では、日本の数社の株価動向が詳述されています。インタートレが、AndGoの株式25%を取得し、量子コンピューター時代のデータセキュリティで優れた技術力を持つAndGoを持分法適用関連会社化する決定に反応して株価が上昇しました。昭和真空は、好調な受注と効率的な生産で大幅な業績修正があり、株価が急伸。芝浦電子は、台湾のヤゲオがTOB価格を引き上げたことにより、株価がストップ高に。反対に、北海電力は大幅な投資計画と将来的な株式希薄化の懸念から大幅続落しました。これらの動きは、企業の戦略的決定や外部要因が株価に大きく影響を与えた例とされます。

<3747> インタートレ  436  +26大幅続伸。暗号資産ウォレット事業やセキュリティサービスソリューション事業を手掛けるAndGoの株式25%を取得して、持分法適用関連会社化すると発表。量子コンピューター時代のデータセキュリティでは、秘密計算、秘密分散といった高機能暗号技術力が求められるが、AndGoはこうした専門分野に高い技術力を持つ。なお、AndGoの24年3月期業績は、売上高が22百万円、純損益が37百万円の赤字と。

<6384> 昭和真空  1396  +130急伸。前日に25年3月期の業績修正を発表している。営業利益は従来予想の4.7億円から7.4億円、前期比3.8倍にまで引き上げ。好調な受注を背景に下半期以降は生産の稼働率が上昇していること、効率的な生産努力で想定以上に原価低減が実現できたことなどが背景のようだ。上半期決算時に続く上方修正となる形に。第3四半期実績は0.9億円にとどまっていたことで、ストレートにポジティブ視する動きとなっている。

<6957> 芝浦電子  5470  +700ストップ高比例配分。同意なき買収提案をしている台湾の電子部品大手ヤゲオが、TOB価格を引き上げると発表、これまで1株4300円を提案していたが、5400円に変更する。現在、ミネベアミツミがホワイトナイトとなる格好で4500円でのTOBを発表しているが、これを大幅に上回る価格に。なお、ヤゲオでは5月7日からTOBを開始する意向、ミネベアミツミは4月23日から5月27日までをTOB期間としている。

<9107> 川崎船  1826  +65.5大幅続伸。トランプ政権では、米国内の港に停泊する中国籍の船舶に入港料を課す提案をまとめたと伝わっている。入港料は米港湾に停泊する全ての中国製・中国籍の船舶が対象で、積載貨物の量に応じて決まるもよう。これが実現した場合、世界の海上輸送ルートに混乱が生じるとともに、コンテナ運賃の上昇なども想定されてくるとみられる。本日はこうしたポジティブな見方を反映する動きが先行のようだ。

<6619> WSCOPE  221  +8大幅続伸。双極電気透析モジュールの新規受注を発表。受注内容は双極電気透析モジュール18PRESSで総額約10億円、26年1月末までの納入予定となっている。子会社 W-SCOPE KOREAが、韓国ポスコと豪州Philbara Mineralsの合弁会社から新規受注の形に。今後もこの合弁会社の生産量拡大に伴う需要増加や交換需要による安定的な取引を目指すとしている。

<9509> 北海電力  631.8  -13.4大幅続落。本日は電力株で唯一のマイナスサイドとなっている。2025-30年度にかけて計1兆6000億円を投資するとの社長インタビュー報道が伝わっている。泊原子力発電所の再稼働に向けた安全対策工事などを主に進めていくようだ。その中で、必要な資金の過半は借り入れなどで賄うものの、エクイティファイナンスも「考えている」と語っており、将来的な株式希薄化の流れを警戒視する動きがあるようだ。

<9962> ミスミG  2100  -75大幅反落。米子会社を通じて。機械部品のオンライン調達サービスを手掛ける米フィクティブを完全子会社化すると発表している。買収金額は約3.5億ドルで、6月中の買収完了を目指すとしている。アジア中心にサービスを展開している同社にとっては、事業拡大に向けた相乗効果が見込めると判断したようだ。ただ、本日は資金負担の大きさを警戒視する動きが先行する形になっている。

<4676> フジHD  3140  +109大幅反発。大株主のダルトンが取締役候補と提案している北尾SBIHD会長兼社長が前日に記者会見を開催。前日は、記者会見開催が伝わって一時急伸も、会見内容が伝わるに従い利食い売りが優勢となって、伸び悩む展開となっていた。本日はあらためて買い優勢の展開に転じている。「(フジメディア側が)敵対するなら勝負する」、「5%ぐらい買うのはわけない」などの発言から、今後の株式取得合戦への発展なども思惑視へ。

<4519> 中外薬  8328  +1243急騰。同社が創製し、米イーライリリーが開発中の非ペプチド型経口GLP-1受容体作動薬「オルフォルグリプロン」について、食事療法および運動療法のみでは血糖コントロールが不十分な成人 2型糖尿病患者を対象とした第3相試験におけるポジティブなトップライン結果が出たと伝わっている。最高用量を服用した治験参加者は、平均で約8%体重が減少したもよう。イーライリリーは前日の米国市場で14.3%の急騰に。

<6146> ディスコ  26760  +230続伸。前日に25年3月期決算を発表、営業益は1668億円で前期比37.3%増、速報値発表済みでサプライズは限定的。一方、26年3月期第1四半期は238億円で前年同期比28.7%減を見込み、コンセンサスを100億円以上下回る。ただ、足元出荷額の下振れから警戒感は強く、為替前提など従来通りに極めて保守的なガイダンスとの見方に。第1四半期出荷額見通し1020億円も前四半期925億円からポジティブと。
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