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任天堂、三菱マ、日立国際など


<5711> 三菱マ 3760 -330急落。三菱電線工業、三菱伸銅、三菱アルミニウムの子会社3社で品質データ改ざんが発覚したと報じられている(会社側も発表)。出荷可能性のある顧客企業は2社合計で258社、うち54社への説明を終えているという。なお、三菱アルミニウムは全顧客への安全性確認が済んでいるとして、詳細非公表。今後の問題の影響拡大に対する懸念や経営・品質管理体制への不信感から売りが先行。


<7974> 任天堂 46610 +1600大幅続伸。みずほ証券は目標株価を55000円から60000円に引き上げ(買い継続)。2018年に向けて引き続き強気スタンスを確認としている。19年3月期のハード出荷前提を2000万台から2300万台とするなど「スイッチ」の想定を引き上げ、営業利益予想も増額。18年のスイッチ向けタイトルが見えてくることがカタリストと想定、12月下旬から1月中には一定のタイトルが明らかになることに期待したいと。


<3092> スタートトゥ 3745 +475急騰。ZOZOTOWNやPB「ZOZO」で活用する採寸用ボディースーツ「ZOZOSUIT」の無料配布の予約受付を、11月22日より開始すると発表している。これを受けて、22日の後場からはコスト増を懸念した売りが先行。しかし、センサー開発元のニュージーランド企業の完全子会社化も視野に入れているとされる他、ファッションECの課題解決に繋がるとの見方から本日は見直しの動きとなっているもよう。


<5367> ニッカトー 889 +150ストップ高。TDK<6762>はオールセラミック固体電池「セラチャージ」を開発したと発表し足元で注目を集めた。同社はセラミックス製品を手がけており、これを受けて22日に大きく上昇していたが、本日も引き続き思惑買いが向かったもよう。また、東レ<3402>も全固体式リチウムイオン電池の材料供給を検討していることを明らかにしており、「全個体電池」に注目を集める要因となっているとの見方も。


<8050> セイコーHD 3110 +50続伸。ウオッチ事業のスモールミーティングを開催したもよう。グローバルブランドの売上高を将来的に現状の2倍近くに拡大したいとし、高価格ウオッチの拡販による成長戦略に向けた意気込みを野村証券はポジティブに評価。商品開発やマーケティング戦略にも進捗がみられ、海外市場における高価格モデルの売上増加に向けた体制整備が進展、ウオッチ事業が全社業績を牽引し、中期的に高い利益成長が続くと予想しているようだ。


<6756> 日立国際 3330 +40後場に一時急伸。米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)傘下のHKEホールディングス合同会社が同社へのTOB価格を1株2900円から3132円に引き上げたと発表した。あわせて買付期間も11月24日までから12月8日までに延長している。22日終値(3290円)よりも低い水準ではあるものの、更なる条件引き上げへの思惑から買いが向かったようだとの見方も。



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