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海外勢の買い越し基調は継続


23日の日本株市場は、米国市場の動きを受けて、やや買い先行で始まりました。22日の米国市場では、トランプ減税の延長を含む法案が可決された影響で米長期金利が上昇しましたが、その後落ち着きを見せ、製造業・サービス業PMIの良好な結果に支えられ、買い戻しの動きが強まりました。日経225先物はシカゴ先物の影響で高く始まり、75日線が支持線として意識されています。米エヌビディアなどのハイテク株にも買い戻しが見込まれ、市場は悪くない需給状況とされています。ただし、週末を控えて積極的な売買は控えめになり、金利や為替を注視する展開となりそうです。

*08:32JST 海外勢の買い越し基調は継続  23日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、こう着感が強まるものの、底堅さは意識されそうだ。22日の米国市場は、NYダウが1ドル安、ナスダックは53ポイント高だった。米下院はトランプ減税の延長を含む大型の税制・歳出法案の修正案を僅差で可決したことで、朝方は米長期金利の上昇が嫌気された。その後、米長期金利の上昇が一服したほか、5月の製造業・サービス業PMIが予想を上回ったことで買い戻しの動きが強まる場面もあった。シカゴ日経225先物は大阪比20円高の37040円。円相場は1ドル=143円80銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで36710円まで売られる場面もみられたが、75日線が支持線として意識される形で切り返している。同線での底堅さがみられるなか、週末には日米通商協議を控えていることもあり、イベントを前に売り方の買い戻しの動きが入りやすいだろう。昨日の日経平均株価は続落で37000円を割り込んだが、75日線が支持線として意識されていた。同線での底堅さがみられるようだと押し目待ち狙いの買いを誘う可能性はあるだろう。

 米国ではエヌビディアが小幅ながら上昇した。足もとでは調整がみられているが、直近の戻り高値水準での底堅さがみられている。来週には決算発表を控えていることもあり、不安定な動きをみせている指数インパクトの大きい値がさハイテク株には、いったん買い戻しの動きが入りそうである。海外勢の買い越し基調は継続しており、需給状況は悪くないと考えられる。

 週末要因から積極的な売買は手控えられやすく、インデックスに絡んだ商いが中心になるため、金利や為替にらみの展開になるだろう。指数インパクトの大きい値がさハイテク株のリバウンドのほかは、個人主体による中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きになりそうである。

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