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日米首脳会談を前にリバランスの動きが入りやすい


日本株市場は、日米首脳会談を控え、リバランスの動きが強まる可能性があります。NY市場では主要企業の決算を受けた動きに注目が集まり、NYダウは下落していますが、AI関連株は上昇傾向です。シカゴ日経225先物も大阪比で下落しており、日経平均株価は売り先行で始まると予想されます。また、円相場は1ドル=151円台で推移、輸出関連株には手控えムードが漂っています。個別銘柄では、東エレクのADR上昇やアメリカでのエヌビディアの続伸が安心材料とされ、AI関連や決算を手掛かりに個別株の選別が続く見込みです。首脳会談での良好な関係構築が期待され、市場の反応が週明けに現れる可能性もあります。

*08:33JST 日米首脳会談を前にリバランスの動きが入りやすい  7日の日本株市場は、全体としてはこう着感が強まりそうだが、底堅さが意識される相場展開になりそうだ。6日の米国市場は、NYダウが125ドル安、ナスダックは99ポイント高だった。NYダウは買い先行で始まったが、その後は翌日の米雇用統計の発表を控えた警戒感から利益確定売りが強まり、下落に転じた。シカゴ日経225先物は大阪比120円安の38970円。円相場は1ドル=151円30銭台で推移している。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。NYダウは主要企業の決算を受けた売りが重荷となったとみられ、決算に振らされやすい状況である。取引終了後に決算を発表したアマゾン・ドット・コムが時間外取引で5%近く下げており、上値の重荷になりそうだ。一方で、昨夕決算を発表した東エレク<8035>はADRで小幅に上昇したことが安心感につながりそうである。また、米国ではエヌビディアが3日続伸となり、AI関連への物色に向かわせやすいだろう。

 そのほか、日米首脳会談を前に売りポジションを圧縮する動きもありそうだ。それほど期待は高まっていないだろうが、石破首相とトランプ米大統領との初の会合で良好な関係を構築できれば、週明けのマーケットにはプラスになる可能性がある。日経平均株価は週初の急落で買いポジションを圧縮した一方で、売りポジションが積み上がっているとみられるなか、リバランスの動きが入りやすいとみておきたい。

 物色は東エレクなど指数インパクトの大きい値がさハイテク株の押し目狙いのスタンス。そのほか、AI関連などのテーマ株のほか、決算を手掛かりとして個別物色が中心になりそうだ。一方で、円相場は1ドル=151円台と円高に振れて推移するなか、輸出関連は手掛けづらいだろう。なお、昨夕決算を発表したところでは、ニレコ<6863>、日金銭<6418>、大崎電<6644>、横田製作所<6248>、JCU<4975>、トーア紡
<3204>、マクドナルド<2702>、ホーチキ<6745>、インテージHD<4326>、花王<4452>、マミヤオーピー<7991>、助川電気<7711>などが注目される。

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