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好決算銘柄などへはよりリバウンド狙いの資金が集中する可能性


 1日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感の強い相場展開が見込まれる。1月31日の米国市場はNYダウが406ドル高だった。引き続き連邦準備制度理事会(FRB)の大幅な利上げが警戒されるなか、売り先行で始まった。その後、1月シカゴ購買部協会景気指数が予想外に上昇したことが材料視され、間もなく上昇に転じた。ハイテクやエネルギー関連株の上昇がけん引したほか、ボーイングの上昇も手伝い、終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比260円高の27310円。円相場は1ドル115円10銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国では大型テック株やハイテク株が強い値動きを見せており、センチメント改善に繋がりそうだ。また、テスラが証券会社による格上げの動きから10%を超える上昇となったことも、材料視されよう。日経平均は前日の上昇で5日線を突破し、27000円を回復した。利食いも意識されるものの、27000円を固める動きに向わせ、5日線水準までの調整があれば、押し目狙いの動きも意識されそうだ。

 一方で、米国の上昇については、月末要因が大きいと見られる。1月の下落相場によって年金のリバランスに伴う大幅な買い需要があったと考えられ、年金の買いによってヘッジファンドなどは買い戻しを迫られる格好だったと見られる。大きく売り込まれていたハイテク株が上昇をけん引していた点を見ても、リバランス要因であったであろう。そのため、ここからの一段の上昇に対しては見極めムードも高まりやすいところであり、先物主導によるインデックスに絡んだ商いに振らされやすい需給状況ではある。

 また、昨日はマザーズ指数が3%を超える上昇となり、幅広い中小型株が買われていた。依然として調整トレンドは継続しているものの、物色が継続するようだと修正リバウンドへの見方が高まりやすく、リバウンド狙いの動きが活発化しそうだ。また、決算発表が本格化するなか、好決算銘柄などへはよりリバウンド狙いの資金が集中する可能性が高そうだ。

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