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中小型株に資金が向かいやすい需給状況は続く


 25日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。24日の米国市場では、金融・経済シンポジウムでのイエレン議長らの講演内容を見極めたいとの思惑から様子見姿勢が広がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の19405円。円相場は1ドル109円60銭辺りでの推移と、前日からは若干円安に振れて推移している。

 模様眺めムードは強そうだが、まずはシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買いが先行しよう。薄商いの中をインデックスに絡んだ商いの影響を受けやすいだろうが、指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>やファナック<6954>、京セラ<6971>、日東電<6988>などの動向に注目。また、ファーストリテ<9983>がADRで弱い動きをみせており、これが日経平均の重しになりそうだ。

 そのほか、北朝鮮はきょう25日に「先軍節」を迎える。新型のSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の発射が警戒されており、様子見姿勢が強まっている。これについては一先ず北朝鮮が動きをみせなければ、アク抜け的な動きに向かわせよう。また、ジャクソンホール会合については、市場はそれ程期待しているとはみえず、こちらもアク抜けを意識した動きが出てきそうである。

 物色については、週末要因から短期的な値幅取りにとどまろうが、中小型株に資金が向かいやすい需給状況は続くとみられる。個人投資家好みの低位材料株やテーマ性のある銘柄での値幅取り狙いが中心になろう。
(村瀬智一)


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