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株主総会シーズン、都議会議員選挙見極めでこう着相場継続か


 26日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。23日の米国市場はまちまちの展開。原油価格が続伸したことが好感されたが、引けにかけて長期金利が低下したことでダウ平均は下落へと転じる展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比15円高の20095円だった。

 また、国内では株主総会シーズンとなるなか、機関投資家は動きづらい状況である。7月2日には都議会議員選挙の投開票となる。小池氏が代表の「都民ファーストの会」が、選挙協力する公明党などの支持勢力と合わせ都議会の過半数を獲得するかが焦点となる。先週、安倍内閣の支持率が49%に急落し、自民党の支持率も40%に下がった。自民党の苦戦は織り込みつつあるだろうが、予想以上に苦戦した場合、安倍首相の政策基盤が揺らぐ可能性も考えられ、世論調査などメディア報道に振らされやすくなりそうだ。

 物色対象についてはゲーム株への循環物色が依然として活発であるが、ここにきてバイオ株への物色も目立つ。相対的に出遅れ感があるため、過熱警戒感が高まっている銘柄等から出遅れ、低位、割安といった銘柄への資金シフトも意識されやすいと考えられる。また、日経平均は足元でこう着感の強い相場展開から、目先調整色が強まる展開が意識されやすいが、中期トレンドは依然として強い形状であることは意識しておきたい。
(村瀬智一)


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