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新年度相場入り、海外勢の動向に関心


 名実ともに新年度相場入りとなる。先週末の日経平均は前日同様の時間帯から売られるなか、安値引けとなった。引け味は悪いが、機関投資家等の益出しはある程度は警戒されていたこともあり、新年度相場入りで仕切り直しといったところであろう。

 足元の需給では海外勢の売りに対し、個人投資家の買い越しが目立つ。日経平均はもち合いレンジでの推移が続く中、個人はレンジ下限レベルでの押し目買いに動いたとみられる。3月24日申し込み時点の信用残高では、買い方と売り方の評価損益率が約5ヵ月半ぶりに逆転し、売り方が優位の需給状況となっている。

 日経平均はレンジ相場が続くなか、新年度入りを機に海外勢が買い越しに転換してこないと、センチメントを悪化させよう。なお、プログラム的な要因が大きいとみられるが、海外勢については4月が買い越しとなる傾向にある。

 まずは日銀短観(企業短期経済観測調査)が注目される。民間のシンクタンクなどの予測では、大企業の製造業の景気判断は2期連続で改善するものの、先行きについては、米国経済政策に対する不透明感などから悪化するとの見方である。また、今回の短観は、株高と円安をけん引してきた「トランプ相場」の勢いが一服したことが、企業の景気判断にどう反映されるのかが注目されよう。


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