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イエレン議長証言を好感もやれやれの売り出やすい


 15日の日本株市場は買い先行の展開になろう。14日の米国市場ではNYダウなど主要な株価指数は連日で最高値を更新している。注目されたイエレンFRB議長証言では、利上げを先送りするのは賢明でないとし、インフレ率や労働市場の改善が進めば、更なる利上げが必要になるとの認識を示した。利上げ観測の拡大を受けて米国債利回りが上昇、金融株主導で上昇している。

 この流れを受けて、シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の19475円となり、これにサヤ寄せする格好から、前日の下落部分を吸収する格好になりそうだ。また、円相場は1ドル114円台に乗せてきていることも、安心感につながろう。ただし、買い一巡後はこう着感が強まりやすい。昨日の下落影響とされた東芝<6502>の決算発表が延期となるなかでセンチメントが悪化。インデックスに絡んだ売りが断続的に出るなか、日経平均の下落幅は200円を超えていた。

 東芝については最悪の場合は東証2部降格が警戒されやすい、機関投資家の保有株放出、ヘッジ対応で先物への売り圧力が強まる格好となり、さらにインデックス売りを誘発することになる。需給不安が強まりやすいなか、積極的な売買は手控えられそうである。イエレン議長発言を受けてリバウンドが見込まれるが、やれやれの売りも出やすいところであろう。


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