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決算を通過した銘柄やテーマ性のある中小型株物色へ


 31日の日本株市場は売り優勢の展開になりそうだ。30日の米国市場はNYダウが120ドル超の下落で節目の2万ドルを下回っている。トランプ大統領による大統領令連発による政治的混乱が嫌気されている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円安の19175円。円相場は1ドル113円70銭と円高に振れている。この流れを受けて、幅広い銘柄に売りが先行することになりそうだ。

 また、決算発表が前半戦のヤマ場を迎えるなかで機関投資家は積極的には動けず、指値状況の薄いなかを、インデックスに絡んだ商いに大きく振らされやすいだろう。日経平均は19200円前半レベルに5日、25日線が位置しているが、これを割り込んでくる可能性があるほか、一目均衡表では遅行スパンが実線を下回ってくるため、下方シグナル発生のなか、センチメントは悪化しやすいところ。

 もっとも、前日の動きをみても、日経平均が不安定ななか、東証2部、マザーズ指数、JASDAQ平均はプラス圏での推移だった。決算のほか、テーマ株等を手掛かりとした個人主体による物色意欲は旺盛であり、日経平均の下落ほど、市場のセンチメントは悪くなかったとみられる。全体としてはこう着感の強い相場展開が続きそうであり、決算を通過した銘柄やテーマ性のある中小型株での値幅取りが中心になるだろう。


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