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後場の日経平均は1204円安でスタート、KOKUSAIや古河電工などが下落


10月の東京株式市場後場は、日経平均株価が前日比1204.59円下落し37,051.58円でスタート。TOPIXも56.86ポイント下落。前引け時から下げ幅が拡大した。 アジア市場では、上海総合指数と香港ハンセン指数が下落しており、特に香港ハンセン指数は2.1%の大幅下落を記録。これにより、ダウ平均先物や中国株の安値が東京市場に影響を与えている。 セクター別では、非鉄金属、機械、電気機器の株が大きく下落しており、東証プライム市場の売買代金上位では複数の企業が株価を下げている。しかし、イビデン、7&iHD、東京海上、DeNAの株価は上昇。全体的に売りが先行しているが、日経平均は若干の回復も見られる。

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;37051.58;-1204.59TOPIX;2679.39;-56.86

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比1204.59円安の37051.58円と、前引け(37182.09円)から下げ幅を拡大してスタート。ランチタイム中の日経225先物は36970円-37200円のレンジで下げ幅拡大。ドル・円は1ドル=149.50-60円と午前9時頃から50銭ほど円高・ドル安水準。アジア市況は上海総合指数がマイナス圏で推移し0.9%ほど下落している一方、香港ハンセン指数は下落して始まった後に下げ幅を広げ2.1%ほど大幅に下落している。

 後場の東京市場は前引けに比べ売りが先行して始まった。ダウ平均先物や中国株が安く、東京市場の株価の重しとなっているようだ。一方、日経平均は昨日は3日ぶりに反発したものの、先週19日以降昨日まで1000円を超す下げとなっていることから、目先下げ過ぎとの見方もある。

 セクターでは全業種が下落。非鉄金属、機械、電気機器が下落率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ディスコ<6146>、キオクシアHD<285a>、フジクラ<5803>、アドバンテスト<6857>、KOKUSAI<6525>、レーザーテック<6920>、スクリーンHD<7735>、古河電工<5801>、ソシオネクスト<6526>、ソフトバンクG<
9984>が下落。一方、イビデン<4062>、7&iHD<3382>、東京海上<8766>、DeNA<2432>
が上昇している。

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