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後場の日経平均は367円安でスタート、日立や伊藤忠などが下落


11月13日、日経平均株価は後場寄り付きで前日比367.12円安の39,008.97円でスタートしました。後場ではやや下げ幅を縮小し、日経225先物は38,940円-39,150円のレンジで推移しています。アジア市場では、上海総合指数が僅かに上昇したのに対し、香港ハンセン指数は下落を見せています。日本市場では、25日移動平均線が下値支持線として意識され、買いが一部先行するも、積極的な動きは見られません。これは、今夜発表される米国の消費者物価指数(CPI)を待ちたいとの慎重な姿勢が影響しています。業種別ではその他金融業、医薬品、精密機器が下落率上位、銀行業、石油石炭製品、空運業が上昇率上位となっています。個別銘柄では、ネクソンや住友鉱業が下落、SWCCや古河電工が上昇しています。

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;39008.97;-367.12TOPIX;2716.26;-25.26

[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比367.112円安の39,008.97円と、前引け(38,953.44円)からやや下げ幅を縮小してスタート。ランチタイム中の日経225先物は38,940円-39,150円のレンジで強含みもみ合い。ドル・円は1ドル=154.70-80円と午前9時頃とほぼ同水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んだ一進一退で0.1%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数はマイナス圏で推移し0.6%ほど下落している。後場の東京市場は前引けに比べやや買いが先行して始まった。日経平均は38900円台に位置する25日移動平均線が下値支持線として意識されているようだ。一方、米国で今晩、10月の米消費者物価指数(CPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもある。

 セクターでは、その他金融業、医薬品、精密機器が下落率上位となっている一方、銀行業、石油石炭製品、空運業が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、ネクソン<3659>、住友鉱<5713>、第一三共<4568>、KOKUSAI<6525>、日立<6501>、リクルートHD<6098>、ホンダ<7267>、伊藤忠<8001>、川崎重<7012>、東京海上<8766>が下落。一方、SWCC<5805>、古河電工<5801>、東エレク<8035>、ゼンショーHD<7550>、りそなHD<8308>、レゾナックHD<4004>、SHIFT<3697>、みずほ<8411>、東京メトロ<9023>、フジクラ<5803>が上昇している。
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