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後場の日経平均は874円安でスタート、日立やルネサスなどが下落


日経平均株価は前日比874.82円安の38206.43円でスタートし、大幅な値下がりを続けています。この2日間で日経平均は1000円以上下落し、投資家の間で目先の売りが過剰であるとの見方も出ています。ドル円の為替相場は円安傾向で、1ドル=152.30-40円。アジア市場では、上海総合指数が小幅上昇、香港ハンセン指数が0.8%上昇しています。後場の取引では、非鉄金属、化学、電気機器などが特に弱く、一方で銀行業は上昇しています。売買代金上位では多くの大企業が下落する中、三菱電やパナHDなど一部の企業は上昇しています。今後は米雇用統計発表や米大統領選を控えているため、投資家は慎重な姿勢を見せています。

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;38206.43;-874.82TOPIX;2656.13;-39.38


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比874.82円安の38206.43円と、前引け(38196.53円)とほぼ同水準でスタート。ランチタイム中の日経225先物は38080円-38230円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=152.30-40円と午前9時頃から30銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況は上海総合指数が前日終値を挟んで方向感が定まらず0.3%ほど上昇している一方、香港ハンセン指数はプラス圏で推移し0.8%ほど上昇している。

 後場の日経平均は前引けとほぼ同水準で始まった。日経平均は昨日一日と今日の前場合計で1000円を超す下げとなっており、目先下げ過ぎとの見方がある。一方、今晩の米雇用統計発表や来週の米大統領選など重要イベントが控えており、明日からの東京市場3連休を前に積極的な買いを見送る向きもある。

 セクターでは、非鉄金属、化学、電気機器が下落率上位となっている一方、銀行業が上昇している。東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、ソシオネクスト<6526>、富士通<6702>、イビデン<4062>、フジクラ<5803>、日立
<6501>、ルネサス<6723>、ソフトバンクG<9984>、IHI<7013>、TDK<6762>が下落。一方、三菱電<6503>、パナHD<6752>、富士電機<6504>、さくら<3778>、OLC<4661>、東電力HD<9501>、川崎船<9107>、武田薬<4502>、みずほ<8411>、スクリーンHD<7735>
が上昇している。
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